足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

光通信が「復讐}→「復活」へ・・・次はどんな言葉?

2004-11-29 18:36:47 | 株式
トリトンスクエア通信の10月27日に「光通信の復讐」、11月24日では「光通信の復活」と題して、投資妙味がでてきたことを論じた。
2000年2月の高値から370分の1になった株価に、「もうこりごり」と大方の投資家はそっぽを向いてしまうことぐらいは、私にも充分わかる。普通なら企業が破綻する時にたどる株価の道せある。それが土俵際に片足で踏ん張り、宙返りよろしくく再び土俵の真ん中に立った
先に発表した9月中間期では、同社の営業利益の50.1%がOA機器、携帯電話が27.9%になった。残りが外資系の保険のテレマーケティングによる販売。
いずれもストックコミッションで、当面は毎年、積み上げた実績に応じてコミッションが入る。
有利子負債は26億円(社債なので償還できない)、純現金資産が576億円ある。おそらく5年以内に1,000億円の資金が積み上がる。
それに会社側は発表していないが、ソフトバンク系の日本テレコム、KDDIの固定電話の新サービスにも力を入れ始めた。今期は特需的な利益が上積みになる。
銀行が公的資金の注入を受けてやっと存続したが、まだ1人前ではない。光通信の復活がいかにスピーディであったがが、わかる。
知らない間に1人前にあなり、目覚しい復活路線に入った。29日に株価は静かに今年の新高値に進んだ。ことし年末までに十分に利食いできる株価水準になるとみる。
あとはどこで、高成長路線に入るかが私の、いまの大きな関心事だ。