足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
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バフェットの米銀行買いに秘密

2018-11-26 17:10:30 | 投資戦略
いまウォール街での最大の人気者はウォーレン・バフェットである。
連日、どこかのメデイアが関連記事を取り上げている。読者は単なるニュースや読み物として関心を持つだけではなく、その記事のなかからこれからの自分の投資のあり方を学ぼうとする。
今週も世界でもつとも人気のある(私見だが・・・)メデイアのバロンズ誌が、バフェットが運用の中心銘柄に金融関連銘柄を、いままでに見られなかった勢いで投資している記事が掲載されている。
今週のバロンズ誌は、バフェットが長年にわたって投資を続けてきた銀行の記事を掲載した。
米国の大銀行のうちウェルズ・ファーゴ(WFC),U.Sバンコープ(USB),PNCフィナンシャル(PNC),バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BK),JPモルガン、バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレー、キャピタル・ワンなどに投資している。バフェットが業種別で最も力を入れている企業群である。企業群としてはもっとも高い評価をしている。
米国の金融機関はこれまでの不良債権をすっかり洗い落とし、経営陣がリスクコントロールに最大の力点を置いていると評価している。大手銀行の本年の利益は40%も急増する。バフェットが、これまで以上に力をいれはじめたのは、後継者に決めたトッド・コームズトテッド・ウィシュラーが金融関連銘柄に造詣が深いからでもある。
バフェットの判断が、今後の米金融株を評価する上で大いに参考にされるだろう。


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