足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
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京都の動物園

2023-09-20 18:00:31 | 投資戦略

昨日、国土交通省が2023年の日本の基準地価を発表した。地価は2年連続で上昇。

住宅地は東京23区の商業地の上昇率が+5.1%と3年連続で上がっている。トップは東京北区の7.3%で、台東区の7%がそれに続いた。

日本での最高価格は中央区銀座2丁目で1平方メートル4010万円であった。以前から銀座2丁目が日本の地価の王者で、1平方メートル当たり4010万円。地方から東京を訪問する人は、顔を出す街だ。

ただ実際に自分の目で銀座2丁目を見ても、なんの感慨も出てこない。

 

ごく最近の東京へはインバウンド(訪日外国人)客や国内観光客の回帰が目立つ。

人気を失っていた中央区銀座の地価は王者の街角として往年の人気を回復、富裕層の消費の旺盛が牽引をはじめた。最高価格は中央区銀座2丁目で、1平方メートル当たり4010万円。

名古屋圏の商業地の地価も前年比3.4%上昇した。

大阪圏の商業地も3.6%上昇し、住宅地の1.1%を大きく引き離した。

特に大阪は25年国際博覧会の開催や、30年には開業が見込まれるカジノを含む統合型リゾートへの期待感が地価を押し上げている。しかし銀座が画期的な街に変遷することは期待はできない。

特に京都や奈良を抱えている観光地区へは久しぶりに旅行者の回帰が目立っている。

関西の観光スポットの目玉である京都市東山区への顧客の回帰が市内では目立ち始めた。

京都の動物園近辺には比叡山を乗り越え流れてくる琵琶湖からの水路がある。

この地区の疎水の独特の雰囲気から、近代文化の始まりを感じるのは私だけではないと思う。

 京都の動物園は京都の文化の変遷を肌で感じさせてくれる地区である。京都で生まれ育った私には動物園と聞いただけでも気分が踊る。

 


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