足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

NY市場、ナスダック指数が反転・・・世界最大ヘルスケア・ファンドの注目株

2016-05-03 08:21:58 | 投資戦略
NY株は上昇した。
特に午後になると下値を切り上げ高値圏で引けた。ナスダック指数は7日間連続安のあと、この日は反発した。好決算のアマゾンのほか久しぶりにバイオ株を中心にヘルケア関連が買われた。
この日の景気指標の発表は4月のISM製造業指数で50.8(3月=51.8)であったが、好不況の分岐点50を上回り市場はひと安心。
円相場は東京市場での$106.40前後で取引された。
いまひとつの注目点は金相場が高値1.299ドルと1,300ドル台乗せに迫った。ここへきて上げ足を早めており、人気株バリック・ゴールド(ABX)が買われ昨年9月安値から3倍になった。先にこの銘柄を取り上げたが、先行き息の長い人気が続く道のりにはいった。

今週のバロンズ誌にはヘルスケア専門ファンドを運用するイーン・バンスのサム・アイレーとの対談が掲載された。彼は25年前に「ワールドワイド・ヘルスサイエンス」を設立し市場平均を上回る成果をあげ、現在の運用資産は15億ドル(1兆5000億円)に膨らんだ。
「現在のヘルスケア業界は大きな変革期の縮図」として、新時代に入ったことを強調する。
社員数は80人だが4分の1は博士号を取得したスタッフで専門性の高い分析力をもつ。今回の推奨株6銘柄に小野薬品(4528)とブリストル・マイヤーズ(BMY)を上げた。注目のオプジーボの成長力を高く評価した。ことし初めにも同誌上で取り上げたが、株価の人気の口火を切った。

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