足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

12月相場に向かう

2018-11-23 09:12:09 | 投資戦略
ウォール街の関心は米連銀の年内の追加利下げの実行にある。
決まっていないがFOMCの先頭に立つパウエル連銀議長は年内に今一度の利上げが念頭にある。米景気は回復トレンドにはいってきたが、問題は金利を引き上げるほどの力強さがあるかどうかにある。
大統領就任以来、米経済の急回復のために数々の景気対策を打ち出し、共和党政権に好感をもつ向きも増加しているだけに、トランプ大統領が経済指標のなかで最大の重点を置いているのが株価の動向である。
11月には企業決算の発表が続くが、足元の好調が今後とも継続という見方では一致していない。
トランプの経済政策に人気が高まってきているときだけに、先行きの景況観はトランプ大統領任期の継続性には絶対に必要な最大の条件である。
いまひとつ株式相場の人気の継続性の必要条件はハイテクを中心にした人気株の人気である。

ほかに好材料もある。相場の神様といわれるウォーレン・バフェットが手持ちの余裕資金で自社株買いを実行し始めた彼の眼鏡には株式相場は割安と映る。2~3年後の株価は「必ず上がる」と判断した。