足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

相場には大きな変動は見られず

2017-09-01 08:09:34 | 投資戦略
世界の株価は9月相場に突入した。
8月は北朝鮮問題が起こったが、相場には決定的な影響はなかった。9月もこのような相場の雰囲気が続くだろう。

ビットコインの上昇が続く。
現在の相場は52万円。これまでの推移は2015年=3万円、2016年=5万円、そして現在は52万円。
このような過熱した投機が続くとメデイアは大騒ぎするはずだが、その割に市場は平穏である。
ことし初めには10万円で1ビットコインを購入したら5倍の上昇である。仮想通貨は一種類だけでなく、数多く存在するが、取引は特定の通貨に偏っている。一時はその売買金額がビットコインの70%近くまで接近したイーサリアムは昨年比で40倍も暴騰した。

このような市場の動き割には大騒ぎしないのは、すぐに取引業者のところへ飛び込んで、購入するという類のものでないからだ。
金の場合なら取り扱い業者の数は多いが、ビットコインはまずどこへいけば購入できるのか、金のように業者が派手に宣伝しいているわけはない。「そんなに妙味のある通貨ならすぐ買いたい」と飛びつくのが通例だが、実店舗を開いて売買されていない。

インターネットを通じてオンライン取引で行われる。業者の数は多いが、最近はメデイア上で宣伝するところも見受けるようになってきた。
ただ購入しても実際の通貨が存在していないので、手が出にくいという気持ちはわかる。

8月初めには30万円で購入できたが、本日は52万円。このような通貨は、いままで実際に手にしたことはない。
取引には絶対的に必要な条件がある。インターネット利用ができるということである。これが大きな障害になっている。インターネットの関連サイトをみると金色のコインの映像が表示されるが、金貨は現実には存在しない。

世界の富豪のバフェットも、その存在価値を認めている。ただ自分で購入しているかどうかは分からない。
ビットコインについて差し当たり知識だけは頭にいれておくべきである。


コメント
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