足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

サンタークロースが戻ってきた

2014-12-24 06:03:45 | 投資戦略
クリスマス入りを控えてNY市場はサンタクロースが戻ってきた。
NYダウ平均は1万8000ドル台乗せした。5日間続騰である。原油相場が落ち着いてきたのと、第3四半期のGDPの改定値が+5%台に乗り11年ぶりの高水準になった。
ウォール街での24日の取引は午後13時に終わり、投資家は完全に休暇ムードだ。今年はサンタクロースとともに暖かい気分で、来るべき2015年の相場のことを語り合える。
東京市場も選挙が終わり2015年の相場のことを考える時期に来た。
やはり最大の相場の決定要因は米国株がどうなるかにある。
金融政策でのゼロ金利解消の時期がどうなるかにあるが、最近の連銀イエレン議長の言動では景気と相場の動向が大きなカギをにぎることになる。
いまひとつはヨーロッパ、日本、中国の景気だが政策当局が米国と同じように足元の停滞から抜け出す政策を明確に打ち出している。
このようにみるとすくなくとも2015年前半は現在のNY株相場のトレンドには大きな変化はみられない。
東京市場でも目先の注目点は第3四半期の企業の決算である。円相場の120円台からして増額修正が個々の株価の材料になるだろう。
ここで再度、強気の姿勢をとるのが自動車だが業績の好調以外に、様々な視点での技術革新が一度に吹き上げてきた。それらが材料として人気を盛り上げるだろう。
それに絡んでハイテク企業がその流れに乗る。自動車業界にどれだけ地盤を築いているかが成長の尺度になる時代に来た。
引き続き広範囲な意味でのヘルスケアにも注目したい。特に医療機器関連の再見直しである。
目先は今月のIPO銘柄の再検討である。
昨日の当ブログの再読をお勧めする。