足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

IPO後の底入れの時期

2014-12-23 21:32:33 | 投資戦略
(余聞)
東京市場が休場の翌日はブログを執筆しないことにしているが、今回は余聞として書く。IPO(新規公開)のことである。今月は「トリトンスクエア通信」の「IPOスナップ」の欄の新規公開株の評価は大半が外れた。
今月の新規公開28社は本年の3分の1に当たり、さすがの個人投資家も疲れた。
初値買いは失敗に終わった。
ようやく東京市場でも需給関係に投資家の目が向き始めた。ウォール街では公開前にでも幹事証券に属しないアナリストは銘柄のレポートが出せるので、投資家はある程度の評価はできるが、東京市場では目論見書だけで一般には評価はまず無理だ。これでまでは機敏な投資家の思惑だけで相場形成が行われてきた。
今月、われわれが高く評価したマークラインズ(3901)は公開値の36.8%まで下落し反騰した。メディカルデータ(3902)は33.3%下落して反騰した。
先週金曜日のサイジニア(6031))も35.0%下落した。
このように並べると今週はサイジニアが底入れ反騰しそうである。ネット広告に新しい技術を導入した。
まさに(余聞)の話だが株価の習性を見るには下落率に注目して動きを追求したい。