足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

任天堂とアップル

2007-07-03 18:03:02 | 株式

本日は任天堂(7974)が再び人気を集め、950円高の4万6700円と史上最高値を更新した。6月の第4週(6月24日)までのWiiの国内での販売が27万974台と、ソニーのPS3の4万1628台を大きく凌駕したことが、CNNMoneyで伝えられた。

任天堂の製品の売上げはPS3の6.5倍である。

4月が4対1、5月が5対1とその差を広げてきている。この日の株価は任天堂のDS,WIiの好調のニュースを買った。

インターネット時代のおかげで万人が平等に、どこにいても情報が得られる時代を投資家は満喫できる。

アップルが先週末の土曜日からiPodを発売したが、「アップルが成し遂げた世の中を変えるという行動と同じ」ことを任天堂が遂行してるとみる向きがウォール街にも出てきた。

われわれの関心事は任天堂の成功のおかげで、その人気に乗って成長の弾みをつける企業の発掘である。すでに東京市場では、いくつかの関連銘柄に大きな人気が出たが、まだ埋もれてる銘柄もあるはずだ。これからも関連株の広がりが出てくるはずである。

先の米誌フォーチューンで、任天堂がすでにWii2.0版の開発に取り掛かってるかのような印象を受ける報道をしていた。成長への弾みがついた企業は株式市場でも数々に神話を残していくのを、過去の歴史が示してる。