ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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継続的な支援のために

2011-04-18 22:44:34 | 日記

震災の被害から福島以北で運転を見合わせている東北新幹線について、JR東日本から月内にも全線で運行を再開するとの見通しが発表されました。震災から1ヶ月以上が経ち、完全とは言えないまでも東北自動車道、仙台空港、東北新幹線と交通の大動脈が再開されることになります。

物資や人の移動がスムーズになることで、道路が確保され、ボランティアの方たちもより被災地に近い場所で活動する機会が増えることが予想されます。本日から連合のボランティアに参加されているO書記次長も、現地では家屋の瓦礫撤去・清掃等に従事されるということですが、余震も続く危険な中ですので十分注意して作業を行っていただきたいと思います。また、被災地に入る機会が増えることで、より多くのボランティアの手が必要となってきます。連合、当局とも引き続き被災地へのボランティアの派遣を行っていくということですが、直接現地へ行かれる方、職場に残り抜けた職員の仕事をフォローする人、どちらが欠けても継続的な支援は出来ません。

私の所属している支部でも何名かの方が当局のボランティアの登録に手を挙げて、声が掛かるのを待っている状態です。出張扱いで現地へ派遣される場合、ボランティア休暇を取得して連合のボランティアとして現地へ赴く場合など形は様々がありますが、職場全体で抜けた職員のフォローが出来るような体制づくりについても当局へ求めていきたいと思います。

(Ozaki)

 

 


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2 コメント

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ボランティアレポート (ダーツ師)
2011-04-19 09:25:59
一昨日は石巻、昨日は東松島で活動しましたが、家屋の清掃活動は想像以上の重労働でした。
特にヘドロの被害が酷く、家の中に大量の粘土質の泥が流れこんでおり、作業が簡単にいかない状況です。
悪臭も想像以上で、粉塵マスクがないと頭が痛くなりそうです。
家財の運び出しや泥や粗大ゴミの搬出が主な作業ですが、全身マスクとビニール合羽を装着しての重労働なので、三日目にして既に全身筋肉痛パンパン状態です。(全農林Hさんも身体に鞭打って頑張られています!)
でもこうした活動は現地の方から相当感謝されますので、やっていて疲労以上の充実感があります。
街にはまだ大量の瓦礫とヘドロが残っていますが、こうした地道な活動と積み重ねが復興に繋がるんだろうと思います。


北仙台にあるベースキャンプでは、昨日からお風呂が復活しました!
エアコンも効いており、雑魚寝ですが毛布もたくさんあるので寝心地はまずまずです。
周囲の飲食店はほぼ平常に戻っていて食事には困りません。


以上、簡単ですが途中経過の報告でした。
職場では当局の人的支援のほうでたくさん希望者が居るようですが、受入側のニーズもありますので、恐らく全ての方が行ける状態に無いと思います。
連合のボランティアのほうは9月頃まで継続的に人員を派遣していきますので、興味がある方は是非組合にご相談いただけたらと思います。
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継続支援が必要ですね (【谷】)
2011-04-19 12:45:32
Ozaki氏の指摘のとおり、復興のためには、多くのボランティア活動も必要になってきており、官民問わず、様々な組織からの支援継続が重要だと思いますし、職場の理解やフォローも必要になると思います。

当局も支援に向けて現地派遣要員を応募し、一定の成果をあげていますし、組合も連合ボランティアを通じ、支援を継続することとしており、現在、O書記次長が現地入りしています。

今後も連合ボランティアも含め継続支援するためには、業務の適切な運営も確保しつつ、そのバランスを図りながら、組合員のみなさんには可能な限りのボランティア活動等にも参加いただければと思います。

組合としても職場の理解、負担軽減など職場環境を整備しつつ、必要な支援等の取り組みができるよう当局とも協議、連携を図りながら対応したいと思います。
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