ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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行く2012年、来る2013年

2012-12-26 21:48:07 | 日記

クリスマスも終わり、新しい年に向かっていよいよファイナルカウントダウンが始まりました。この1年を振り返って、皆さんの2012年はどのような年だったでしょうか?

財団法人日本漢字能力検定協会が、毎年12月12日の「漢字の日」に京都の清水寺で発表している「今年の漢字」の2012年は「金」に決まりましたが、「4月から平均7.8%の給与減額が始まったこと」や「念願の労働基本権回復を目指した国家公務員制度改革関連4法案が衆議院の解散とともに廃案となったこと」などを考えると、私たち国家公務員の労働組合的には、差し詰め「苦」もしくは「悔」といったところでしょうか。

先の衆議院議員選挙では自民党が大勝、「アベノミクス」への期待感から円安・株高基調が続くなど、経済的には来年に向けて明るい兆しが見えつつありますが、あるエコノミストに言わせると、「経済が順調に回復したとしても、その成果が私たちの賃金に反映されるまでには2~3年の月日かかる」のだとか…。

素人考えですが、デフレの脱却には労働者の賃金を増やし、消費を拡大して世の中の金回りをよくするのが一番ではないかと…。そのためにも、企業の過度な内部留保を抑制し、企業の収益を賃金として還元する諸施策もぜひ検討して頂きたいと思います。

2013年の春闘については、経団連が円高や電力不足など経営環境の悪化を理由に「ベースアップ(ベア)については協議の余地はなし。定期昇給(定昇)も聖域にすべきではない。」と実質的な賃下げも辞さない姿勢を表明するなど、大変厳しい闘いが予想されますが、「すべての労働組合は賃上げ・労働条件の改善のために1%を目安に配分を求める」という連合の基本方針の実現に向けて、組合員みんなが一致団結して頑張りましょう!

それでは、2013年が皆様にとりまして良い年となりますように…。

【四国のイクメン】


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