ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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コミュニティメディアの自由

2021-07-30 08:40:18 | 主張
先日の第69回定期大会で副執行委員長に信任いただきました、中留といいます。
以後お見知りおきください。

全財務にブログがあるということを寡聞にして知らなかった。
文章を書くことは嫌いではないので、「書いて」と言われれば気安く引き受けるのが常。こうしたコミュニティメディアは、書き手を見つけるのが大変な分、質は問われないし、読み手は比較的限定されているという安心感があるからだ。どうせならちょっと面白いことが書けたらいいなあ、くらいの無責任さで筆が走る走る。

でも数年前、筆が走りすぎて失敗したことがある。聞いてくれますか。

学年末に発行するPTA会報誌に学年を代表して、どなたか一筆お願いします、と言われた。PTA役員としての思い出を300字で、とかなんとか。他の役員の腰が引ける中、「私書くよ」と言うと、ほっとした依頼人は「自由に書いてください」と。確かにそう言った。よし任せろ。

「みんな、PTAって何の略か知ってるかい?ぱーっと・楽しく・遊びましょう、だねっ。」で始めて、そのトーンで最後まで書き切ったらボツになった。

ちゃんと会議をして、周りの記事とあまりにも違いすぎるから、という理由でボツを決めたらしい(恥ずかしいってば)。新しい書き手を見つけて、頼んで、幾ばくかのリスケをする手間をとってでも、会報誌の品格を保つことを選択したのね。さすがPTA。

本ブログについても、委員長は海のような広い心で「炎上しない程度で、自由に書いてくださいね」とおっしゃった。確かに言った。その一言でPTAボツ事件を思い出したんだから間違いない。

表現の自由は無制限ではない、というのは個人的な学びなので、押しつけも責めもしないのだが、あれ以来変な癖がついてしまって、「自由に」と言われると、「これでも?これでもぉ~?」と境界線を確かめたくなる。

このブログはどこまで「自由」なんだろう。「組合役員としてふさわしい内容」とは?あと何回か投稿するチャンスがある。「炭鉱のカナリア」根性で攻め続けたいけど、果たして。