ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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モンハラ

2021-05-14 00:00:00 | 主張
皆さんはモンスターハンター(以下、「モンハン」という。)というゲームをご存じだろうか?
主人公がモンスターを狩るゲームであるが、ネットやローカル回線により最大4名まで
協力プレイが出来るということで、発売されるたびに話題になるゲームである。
最近、新しい「モンハン」が発売されたことで思い出した昔話をしたい。

私が「モンハン」を始めたのは、今から10年以上前、当時の部下(以下、A氏という。)
から誘われたのがきっかけだ。
当時A氏は、直属の部下であり新規採用者であったため、業務の進め方とともに
社会人としての基本的なマナーを指導する関係であった。

A氏が徹夜も辞さないかなりのヘビーゲーマーであることは日常の会話の中で、
承知していたが、ある日、面白いゲームがあるからと勧められたのが「モンハン」であった。

ゲーム自体には、小学生の時にファミコンが世に出た世代ということもあり抵抗感は
なかったが、それよりも、部下とのコミュニケーションツールの一つとして期待し
誘いに乗ってみた。

「モンハン」のベテランであるA氏は当然、私など足元にも及ばないほど上手であったため
私が教えを請うこととなり、職場とは立場が逆転した。

経験上ゲーマーと呼ばれる人たちは、最初は優しい。解からないことを尋ねると
自分の知識を披露したいという欲求があるのか、必要以上に丁寧に教えてくれる。

また、Time is moneyを信条とする人が多く、効率を重視し、無駄を毛嫌いする傾向がある。
そのため、教える相手がある程度成長すると、自分と同レベルを求め指導が厳しくなる。

A氏もそういったゲーマーと同類だったようで、徐々に指導が厳しくなっていき
成長が遅かった私はゲーム内で邪魔扱いされ、とうとう最後には
「私さんは隅っこでじっとして何もしないでください」と窓際宣言を出された。

職場であればパワハラとなるが、ここではモンスターハンターにおけるハラスメントだから
「モンハラ」か。

そういったパワハラ言動には気を付けるように日頃から指導してきたはずであるが
ゲーム内では通用しなかったようだ。

なお、A氏とは現在も付き合いがあり、一緒に飲むときは毎回このネタを酒の肴としている。
ただ、10年以上経った今でも、A氏からは謝罪がなく、むしろ「私さんが悪い」と言い訳を
しているところをみると反省するつもりはないらしい。
ミク@♂