ZENZAIMU(全財務公式ブログ)

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せっかくのフレックスなので

2020-03-16 06:20:33 | 主張
お疲れ様です。
中央執行委員・南九州地本の畠田です。

新型コロナウイルスに関連して、時差出勤や取りまとめの仕事の発生など、多くの方が影響をうけているようですね、、
私も、フレックスタイム制を利用して、9:30分から勤務をしています。

朝型人間の私にとって、朝の固まった時間が増えることで、
一日一冊読書することができています😊
(勉強とか自己研鑽しろよって感じですよね。。)

そこで、外出を控えているみなさん!
家でできる娯楽はずばり読書!
今年の本屋大賞の中から個人的なおすすめと、大賞予想をしましたので、本選びの参考されてください。


●本命
『熱源』 著者 川越宗一

樺太を舞台に、文明化の波に翻弄されるアイヌ民族を描いた作品です。
住む場所を追われたり、近代文明の生活様式を押し付けられたりする中で、
自分自身をアイヌ民族たらしめているものは何か、自信を突き動かす『熱』は何なのかについて、
登場人物と共に考えることができる作品だと思います。
登場人物の名前が、ヤヨマネクフやキサラスイなど、口に出して発音したくなるのもポイントなのかな(笑)

400頁にわたる長編ですが、二人の主人公の視点から描かれており、物語がどんどん進んでいくので、
あっというまに読んでしまった作品です。


●次点(個人的な願望)
『ノースライト』 著者 横山秀夫

建築士の主人公が、設計した新築の家。施主の一家も喜んでいたはずなのに、、、
無人となった家には、たった一つの椅子だけが残されていた。
その椅子を手がかりに、一家はいったいどこへ消えたのか、一家に何があったのかを調べていくミステリー作品です。

待ち望んでいた横山秀夫(ロクヨンの著者です)の長編!!
主人公の目線を通して、登場人物の仕事へのこだわりを感じることができる作品です。
作風がお気に入りの著者であり、作品にのめり込むことで、主人公に感情移入することができました。

個人的には、本屋大賞に選ばれて欲しいなと思います!

PS:芥川賞を受賞したセイタカアワダチソウは、鹿児島市の種子島が舞台。
 会話文は方言で書かれており、九州出身の私でも、かなり理解が難しかったので、方言耐性がない方は、お気を付けください。。。