皆さんは、水曜日の19時50分からNHKのEテレで放送しているびじゅチューンという番組をご存知でしょうか。アーティストの井上涼さんが、世界の美術作品を歌とイラストで紹介する番組です。とりあげるのは、教科書に載っているような有名な作品が多く、それらをキャッチーなメロディーと味のあるイラストで、作品にはまったく関係のないストーリーで紹介するという、なんともシュールで言葉では説明が難しい番組。そのびじゅチューンに我が家の長女が夢チューになっていて、お陰で色々な美術作品に興味を持ち、今では美術館に足を運んだり、図書館で美術の本を読んだりと、間違いなく父親よりも詳しくなっている。
この番組で思うのは、興味を持ってもらう見せ方は割と正攻法じゃない場合が多いということ。人に何かを訴える時にまずは興味を持ってもらうことが大事で、そこに一工夫が必要だということ。リクルート活動や学生向けの財政教育などでも同じように、興味を持ってもらうための、準備や工夫に時間をかける必要があるのでしょうね。
そんなこんなで、皆さん、是非一度びじゅチューンをご覧ください。
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