福岡支局では、災害へ備えた緊急時参集訓練が４月に実施されました。
昨年は、職場から8キロ圏内に居住する職員だけが徒歩で参集する訓練を行っていましたが、今年は、遠方の職員も通勤途中に災害に遭遇したという想定の下で、通勤途中の駅から職場まで歩いて登庁しました。
実際に参加してみて、いざという時の対応について考える良い機会になったと感じています。
道中にある公園・広場やコンビニなど役立つ施設を確認し、歩く時間も体感しました。
来年の訓練については、「勤務地への参集」に拘らず「最寄り事務所への参集」についても検討するらしいので、参集だけが目的の訓練ではなく、参集後に組織の役割（業務）にどのような形で貢献できるのかという狙いを持った訓練となるよう、「勤務先と異なる事務所に参集した職員が実際にどのように役立てるのか」ということを整理した上で実施されることを期待したいところです。
また、実際に災害が起こった場合、何をおいても家族の安否が気になるでしょうし、それが分からない間は目の前の仕事（役割）や職場への参集自体に集中出来ないのではないかという疑問が生まれ、私達がそれぞれの持ち場で各々の役割を十分にこなすための大変重要な課題だと再認識しました。
幼稚園児のいる我が家では、いざという時の連絡方法や行動パターンについて妻と話し合うきっかけが生まれたことは本当に良かったと思っています。
私達の組合は、前向きな当局の取組みに対しては真摯に向き合い協力できる組織であり、必要があれば多くの意見を集約するなど一定の役割を果たすこともできると思います。
今後も、組合員の生活の安定を図り、より良い仕事・より良い組織に繋がる取組みを考え続ける組合運動としていきましょう。
福岡N