48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

大内?内股?どっちが来る?

2016年06月13日 03時39分40秒 | 柔道の練習日記
6月11日 大内?内股?どっちが来るんだ?

午前中は空手の練習。昼からは用事で外出したが、夜は柔道の練習であった。
正直この柔道の練習が一番キツイ。
私はマラソンが趣味なので、走り込みとかダッシュを時々するのですが、裏山の坂道ダッシュ1キロ×3本よりもキツイです。
週に2回は20キロを走るのですが、はっきり言って柔道の乱取り7本のほうが、何倍もキツイ。乱取り3分×7本で合計21分です。2時間半走り続けよりも、その21分のほうがしんどいのです。
もちろん乱取りの相手をして下さる先生方は、私相手の時はそれなりに安全を考慮して、手加減はしてくださいます。
柔道を始めた頃はですね、この21分がちょっとした恐怖でした(笑)。
昔も今もキツイ事は変わりないのですが、それが今や楽しくて心待ちにしている私は、やっぱりマゾですよねえ(笑)。
という事で、今日もぼろ雑巾のように投げられてきました(笑)。

最近の一般部稽古では、大人が少なく中学生や小学生延長稽古組が多いので、それなりに賑わっております。乱取りでは柔道場が狭いなと感じる事も。
準備運動から寝技の乱取りに入ると、人数の関係であぶれてしまいました。こういう場合は中学生をあぶれさす事はせずに、大人が抜け出るのは常識。
「あっ、いいよいいよ、俺が外れるわ」
なんて殊勝な事を言っておりますが、あぶれた事を理由に(笑)、ストレッチしてるI瀬先生の所に行き、半分強引にお願いする。
「先生、100本打ち込みお願いします!」
「おお、じゃあ始めましょうか」
サボリ中学生の「力を抜いた打ち込み」とは違い、先生との打ち込みはフルパワーです。
10本連続で酸素が足らなくなり、15本過ぎた頃から腕が上がらんようになってきて、20本前後で力尽きてしまいます。
私の場合内股の打ち込みは20回連続が限度。そこでいったん区切り、深呼吸してからでないと再開できない。酸素が足らん(笑)。
練習後にI瀬先生にお聞きしたのですが、現役の高校受動部の頃は、打ち込みだけで400本とかされておられたそうだ。400本って・・・ダメだ、53歳のおっさんには無理だ。
でもI瀬先生やK谷師匠は、平気で100本無酸素打ち込みをされておられるので、私も頑張ってそれぐらいはしないとアカンなあ。
打ち込みの途中で先生が、
「1本投げてみましょう」
と投げ込みをさせていただいたのですが、これがグダグダ。全然投げれんかった。
「T岡さん、打ち込みのための打ち込みになってますよ」
そうなのだ。私の練習は打ち込みで終わってしまってるのだ。
よくI瀬先生とK谷師匠が、最後の10本だけ、
「投げ込み前提で、受けの人も徹底的に我慢する打ち込み」
というのをされておられるが、より実践に近い投げることを前提にした打ち込みも必要らしい。
先生の打ち込みを受けていた時に、
「T岡さん、打ち込み最後の10本は投げに行きますから、耐えてください」
という事で先生の相手をさせていただきました。
来たと思った瞬間に腰を少し落として耐えるのですが、何本かは足で跳ね上げられてきれいに投げられてしまいました。
相手が耐えるのですから、先生がされた最後の10本の打ち込みは、半端やないキツサだと思います。

休憩後に乱取りなのだが、いの一番にコーチのI瀬先生に相手をしていただきました。
中学生の相手は後回し。体力の残ってる間に、先生方に相手をしてもらわないと勿体ない(笑)。
前回I瀬先生との乱取りでは、組まれて速攻内股を4本完全に食らってしまってた。
速攻で奥襟を掴まれた。
「内股が来る!」
と思っていたら、私の股の間に入った足が、私の右足を刈って来た。
「大内かあ!やられたあ」←心の声。
再度組むも再び大内刈りを食らった。
「先生!今日は大内狙いですか?」と聞いたら、
「そうかもしれませんし、違うかもしれませんよ」と言ってニヤッと笑う。
次にもう1回大内を食らい、今日は大内狙いだと確信した時に内股が来た。
完全に決まった、きれいな内股。
もうこうなると、私の頭の中はパニックである。大内が来るか?内股が来るか?
なまじ最近は「考える柔道」とやらを始めたので、頭の中は余計にぐちゃぐちゃ。
次に組んだ時、すっと入られたので腰を落としたら大内が来た!
「内股じゃなかったのかー!」←心の声。
見事に翻弄された乱取りであった。

中学生一人挟んで、次はK谷師匠に相手をしていただいた。
師匠=足払いの名人という意識があるので、師匠の足払いの時の組手・・・両袖を掴むというのをさせまいとして、引手を取りに来た師匠の袖を掴んで引き下げる。
前回はここで大外を食らったのだが、今回は大外に刈られる左足を下げて、右足を出して内股に入ろうと構えた。
途端一本背負いをくらって1回転。
だあー!やられたー!
後ほど振り返ってみたのですが、喧嘩四つで私が右手で師匠の奥襟を取って、意識が反対側の引手と左足に行ってました。しかも、奥襟を掴んだ右手が伸びきった状態なので、確かに足払いや大外は掛けにくいとはおりますが、一本背負いの格好の餌食になる体勢。

本日の乱取りは他に中学背に相手と子供の相手をして、終了しました。
いつもは先生方にいろんな話をして頂くのですが、稽古後用事があったので、今日はあまり聞けませんでした。
でもこんなしんどい事を喜々としてやってる私たちは、やっぱりマゾです(笑)。

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コメント (4)
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