5月31日 私の考えぐらい、柔道の先生達は御見通しなのだ
前回もいろいろ考えて練習に臨んだのですが、今回も色々と考えてきました。
ただし考えた事を試してみても、それがすぐに成果として現れる事は・・・滅多にありません。いつも失敗ばかりです。
失敗ばかりですが、最近はこの試行錯誤が楽しくなってきました(笑)。
仕事で遅れてしまい、ぎりぎりで稽古場に到着。今日は中学生6名+高校生に1名に、一般は7名と、かなり多かったです。
準備運動から寝技乱取りに入ったのですが、高校生君は1年生なので、今年から絞め技関節技解禁。で絞め技関節技レベルも私と同じぐらいなので、お互いに意地になって腕ひしぎ取りあっておりました。
あまりに意地になりすぎて、私は口の中を切ってしまいましたよ(笑)。
さて家でいろんな事を考えてきて、それを先生方に試そうと乱取りに突入。
最初は背負いの得意なN野先生。
先日の練習で、I瀬先生より「N野先生の背負い対策」を教えていただきました。
1、引手を必ず取って、入られないようにする。
2、右へ右へと回る。
で試してみました。
今までは釣り手から必ず取りに行ってたのですが、臨機応変に引手からも取りに行き、組んだところで右へ右へと回っていく・・・。
しばらくこれで足払いを掛けたりしてたのですが、N先生はいきなり逆の背負いをかけてきた!完全に一本負け。
「T岡さん、僕の背負いを警戒してるのが見え見えです(笑)。それがわかってしまえば、反対側に投げられますよ」
くううー!見え見えやったんかあー!俺ってあほだあ。
確かに私も中学生の白帯相手にする時は、相手のやりたい事掛けたい技がわかるもんなあ。
さて中学生を2人はさんで、K谷師匠に2本連続で相手をしていただいた。もちろんK谷師匠対策も考えてきたのだ。
ところがどっこい、K谷師匠対策も見え見えだったのである。
前回の柔道ブログにも書いたのですが、師匠は足払いの達人です。私レベルではもう避けようがない。
右でも左でも足払いを掛けれるように、両方の襟を持たれます。
で前回片方の襟しか取らせずにしたところ、足払いではなく巴を喰らって一回転し天井を見たのだ(笑)。
確かに巴で完全に一本取られた状態なのだが・・・足払いは喰らわなかった。て事は、片方の襟だけしか取れないと、変幻自裁の足払いを喰らいにくくなるのは事実のようである。
よし、今回も同じようにして巴に気を付けよう。そして自分の組手になったら引きつけて内股だー。
まあそんな考えで乱取りをしていただいたのですが・・・そんなに上手くいくもんではない(笑)。
師匠が左手で私の襟を取りに来る。それを利用して上から師匠の奥襟を右手で取る。喧嘩四つの状態。
師匠が右手で私の左襟を取りに来る。私は払いのけて袖近くを掴み、I瀬先生に教えていただいたように絞って下に下げる。
やはりここで巴が来た!
たぶん予測してなかったら見事に喰らってたと思います。必死で体を右にずらして逃げる。
仕切り直しで同じような喧嘩四つ。私は引きつけて強引に内股・・・足を引っ掛けてケンケンするも追いきれず(正確にいうと私が下手糞なのだ・・・たぶん師匠は余裕で逃げてたと思う)。
再度同じ喧嘩四つに戻り、私は引手でつかんでる師匠の右袖をググッと下げる・・・と師匠も袖を掴み返してきて、もっと下げてきたのだ。
??????何で??????
下げられるので踏ん張って耐えようとした所を大外で刈られました。完全な一本負け。
「やられたー!大外かあー!」
これも誘導なのか?フェイントなのか?不思議そうな顔をしてると、師匠が解説してくださいました。
「僕の足払い対策で、襟を待たさないように、引手で僕の腕を下げようとしてたよね」
はいはい、両袖を持たれると防ぎようがないからです。
「で僕は同じように君の引手(左手)を掴んで下げたんだよ」
そうです。びっくりしました。抵抗されるのかと思ったら、同じように下げてきましたから。
「僕が(君の左手を)下げると、君は踏ん張って左足に重心が移るよね」
あああああー!なるほど!
「もうわかったよね。片方の足に重心が載ったら、その足に大外を掛ければいいんだ」
師匠、ナイス説明です。
ダメだ、私の考えてる事なんて、先生方には完全に読まれてます。バレバレです。
「T岡さん、僕が足払いだけでは倒せなくなって来たんだから、強くなってきた証拠だよ。そんなに落ち込まずに自信を持ちなさいよ」
師匠に慰めていただきました(笑)。
というわけで本日に練習は修了。乱取りは中学生を含めて6本であった。
Y崎先生I瀬先生とも乱取りをしたかったのですが、中学生の相手をしておりますと、なかなかタイミングが合いません。次回の楽しみと思って、土曜日の練習まで脳内シュミレーションしてみよう。
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前回もいろいろ考えて練習に臨んだのですが、今回も色々と考えてきました。
ただし考えた事を試してみても、それがすぐに成果として現れる事は・・・滅多にありません。いつも失敗ばかりです。
失敗ばかりですが、最近はこの試行錯誤が楽しくなってきました(笑)。
仕事で遅れてしまい、ぎりぎりで稽古場に到着。今日は中学生6名+高校生に1名に、一般は7名と、かなり多かったです。
準備運動から寝技乱取りに入ったのですが、高校生君は1年生なので、今年から絞め技関節技解禁。で絞め技関節技レベルも私と同じぐらいなので、お互いに意地になって腕ひしぎ取りあっておりました。
あまりに意地になりすぎて、私は口の中を切ってしまいましたよ(笑)。
さて家でいろんな事を考えてきて、それを先生方に試そうと乱取りに突入。
最初は背負いの得意なN野先生。
先日の練習で、I瀬先生より「N野先生の背負い対策」を教えていただきました。
1、引手を必ず取って、入られないようにする。
2、右へ右へと回る。
で試してみました。
今までは釣り手から必ず取りに行ってたのですが、臨機応変に引手からも取りに行き、組んだところで右へ右へと回っていく・・・。
しばらくこれで足払いを掛けたりしてたのですが、N先生はいきなり逆の背負いをかけてきた!完全に一本負け。
「T岡さん、僕の背負いを警戒してるのが見え見えです(笑)。それがわかってしまえば、反対側に投げられますよ」
くううー!見え見えやったんかあー!俺ってあほだあ。
確かに私も中学生の白帯相手にする時は、相手のやりたい事掛けたい技がわかるもんなあ。
さて中学生を2人はさんで、K谷師匠に2本連続で相手をしていただいた。もちろんK谷師匠対策も考えてきたのだ。
ところがどっこい、K谷師匠対策も見え見えだったのである。
前回の柔道ブログにも書いたのですが、師匠は足払いの達人です。私レベルではもう避けようがない。
右でも左でも足払いを掛けれるように、両方の襟を持たれます。
で前回片方の襟しか取らせずにしたところ、足払いではなく巴を喰らって一回転し天井を見たのだ(笑)。
確かに巴で完全に一本取られた状態なのだが・・・足払いは喰らわなかった。て事は、片方の襟だけしか取れないと、変幻自裁の足払いを喰らいにくくなるのは事実のようである。
よし、今回も同じようにして巴に気を付けよう。そして自分の組手になったら引きつけて内股だー。
まあそんな考えで乱取りをしていただいたのですが・・・そんなに上手くいくもんではない(笑)。
師匠が左手で私の襟を取りに来る。それを利用して上から師匠の奥襟を右手で取る。喧嘩四つの状態。
師匠が右手で私の左襟を取りに来る。私は払いのけて袖近くを掴み、I瀬先生に教えていただいたように絞って下に下げる。
やはりここで巴が来た!
たぶん予測してなかったら見事に喰らってたと思います。必死で体を右にずらして逃げる。
仕切り直しで同じような喧嘩四つ。私は引きつけて強引に内股・・・足を引っ掛けてケンケンするも追いきれず(正確にいうと私が下手糞なのだ・・・たぶん師匠は余裕で逃げてたと思う)。
再度同じ喧嘩四つに戻り、私は引手でつかんでる師匠の右袖をググッと下げる・・・と師匠も袖を掴み返してきて、もっと下げてきたのだ。
??????何で??????
下げられるので踏ん張って耐えようとした所を大外で刈られました。完全な一本負け。
「やられたー!大外かあー!」
これも誘導なのか?フェイントなのか?不思議そうな顔をしてると、師匠が解説してくださいました。
「僕の足払い対策で、襟を待たさないように、引手で僕の腕を下げようとしてたよね」
はいはい、両袖を持たれると防ぎようがないからです。
「で僕は同じように君の引手(左手)を掴んで下げたんだよ」
そうです。びっくりしました。抵抗されるのかと思ったら、同じように下げてきましたから。
「僕が(君の左手を)下げると、君は踏ん張って左足に重心が移るよね」
あああああー!なるほど!
「もうわかったよね。片方の足に重心が載ったら、その足に大外を掛ければいいんだ」
師匠、ナイス説明です。
ダメだ、私の考えてる事なんて、先生方には完全に読まれてます。バレバレです。
「T岡さん、僕が足払いだけでは倒せなくなって来たんだから、強くなってきた証拠だよ。そんなに落ち込まずに自信を持ちなさいよ」
師匠に慰めていただきました(笑)。
というわけで本日に練習は修了。乱取りは中学生を含めて6本であった。
Y崎先生I瀬先生とも乱取りをしたかったのですが、中学生の相手をしておりますと、なかなかタイミングが合いません。次回の楽しみと思って、土曜日の練習まで脳内シュミレーションしてみよう。
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