6月19日 走りながらインタビューを受ける(乗鞍天空)
最後尾で撮影しながらまったりした中で、緊張感の無いスタートでした。これは毎度の事です。
「ああ始まったなあ。時計押し忘れたけどいいや」
このおやじ、やる気あるのか?あははは。
人数が1,500人なので、1分ぐらいで走り始めました。なんとゲスト歌手の高橋あず美さんが、ハイタッチをしてくださいました。私の格好を見て、
「それで走るんですかー」
と声をかけていただきました。ありがとう!
さていきなり坂道でして、この時点ですでに歩いておられる人がちらほら。やはり後ろのほうは空気がまったりです。
しばらく行くと上の写真のような景色が見受けられました。ここも撮影ポイントでして、カメラを構えた方が多数おられました。
走りながら、「何の格好ですか?柔道ですか?空手ですか?」とよく尋ねられました。うれしいですね。
白樺林を走っておりますと、後ろから声を掛けながら、レースのプロデューサーの三浦さんが走ってこられました。
カメラを向けるとニコッとされて、
「凄い格好ですねえ」
と声をかけていただきました。頑張ります!
しかしわかってるとはいえ、こんだけ坂道が続くと嫌になってくる。
今まで走った坂道レースは、「日本大正村クロスカントリー」であった。16キロの坂道なのだが、2キロ登っては3キロ下り、3キロ登っては1キロ下る・・・というように、登りと下りが交互するのだ。
18キロ登りっぱなしは初めてである。ああ疲れてきた。
この時点で歩いてる方が1/3はおられたのですが、その気持ち凄くわかります。
ついでに言うなら、歩いてる人より走ってる人は、ほんのちょっと早いくらいなのだ。あんまり差がない。つまりそれだけ坂道がきついのだよ明智君。
ああああ、歩いてしまいたい!
4キロ過ぎたあたりでしたか。後ろから車が上がってくる気配がすると、するするっと私の横に併走し始めた。
何だ何だ?箱根駅伝の監督車みたいだな。俺に何か用事なのか?
「すいません!空手の方、よろしいですか?」
と声を掛けてくれたその先には、レース前にインタビューしてくださった、激激激カワイイ美女さんがおられた。
おおおおおお!びっくらこいた!あなただったんですかー!
「走ってる最中にごめんなさい」
大した坂ではありません。あなたのような美しい人のためなら何でもします!させていただきます!
という訳で、走りながら1~2分ではあるがインタビューを受けてました。もちろんおやじは鼻の下を延ばしまくっております。のぼせ上ってたので、何喋ったのか全然覚えておらん(笑)。でも良い画が撮れましたでしょうか?
「ありがとうございました。頑張って完走してください」
頑張って完走してください・・・
・・・頑張って完走してください・・・
・・・頑張って完走してください・・・
美女の声が頭の中でエコーする。
さっきまで「もうダメ、歩こう」と弱音を吐いてたのは誰じゃあ!(←俺だ)
この根性無しが、気合で走らんかい!
やはり美女の応援は凄い。おやじは完全に火がつきまして、行けるところまで走ろうと決意しました。
・・・単なるスケベおやじなのかもしんない・・・。
ゴール地点でもある第一エイド(7km)に到着しましたが、今回はペットボトル1本をポーチに入れて来てますので、ここはスルーしました。
ここまで50分程度です。順調順調。
ここから乗鞍スキー場のゲレンデに入りました。ちょっと行くと、ドンどこドンどこ太鼓の音が聞こえる。
この子達はランナーが過ぎるまで、ずっと叩き続けているのかー。ありがたい!
ゲレンデをひょっと見上げると、道を登っていくランナーは、まるでアリの行列のようです。
「まるでバターン死の行進だな」とギャグかましてたのだが、それにしても皆よくこんな大会参加するわ。まあ自分もそうなんだけど(笑)。
走ってる人も歩いてる人も、景色をカメラで撮影してる人も、夫婦で話しながら登ってる人もいます。
この光景を見て、いやあ何か感動してしまった。
人間って頑張ればこんなすごい事が出来て、こんなすごい事をする人が1,500人もいるとは・・・。
人間は凄いし、世の中は広いなあ。
第2エイド12キロ地点です。ここで初めて足を止めました。とは言っても少なくなったペットボトルほ補充してすぐに出発。
が事前の調べで知っていたのだが、ここからは急激に登りがきつくなる地点なのだ。案の定走ろうとして全然進まない。周りもほぼ100%歩き始めております。
私のふくらはぎもピクピクし始めました。あかん、このままいったら攣るかもしれん。
ここで気力が切れた。
仕方がない、こんだけ急坂やったらこのまま走っても歩くのと変わらん。攣って棄権したくないから・・・と自分に言い訳して歩き始めた。
美女の応援パワーもここまでであった。残念!
スタートから1時間40分であった。折り返しまで残り6キロちょっと!
1キロほど登っていくと、「盛り上げ隊」と呼ばれる応援の人達が、ハイタッチしながら下ってこられました。ここでも沢山の元気をいただきました。
実はこの時点でハンガーノックに落ちおりまして、お腹に力が入らんようになってきました。
がなんと、盛り上げ隊の女性の方から飴玉をいただいたのです。
この飴玉のおかげで、一時的にですがハンガーノックが治まりました。ありがとうございます!
位の原の第3エイドに到着しました!14キロ地点です。スタートから2時間10分ぐらいでしょうか。
写真は隣におられたひまわりおじさんです。陽気な方で皆に挨拶されておりました。
この先は樹林帯を抜けて、高山植物地帯に突入するそうです。果たして雪の壁や雪渓は見れるのでしょうか?
朝は快晴だった天気も、どんよりと曇ってきました。気温も低くなっております。
次号予告。「おやじ、標高2,700メートルに到達?」 こう御期待!
ランキングに参加しております。よろしければ、下の柔道バナーをクリックしてね。
にほんブログ村
最後尾で撮影しながらまったりした中で、緊張感の無いスタートでした。これは毎度の事です。
「ああ始まったなあ。時計押し忘れたけどいいや」
このおやじ、やる気あるのか?あははは。
人数が1,500人なので、1分ぐらいで走り始めました。なんとゲスト歌手の高橋あず美さんが、ハイタッチをしてくださいました。私の格好を見て、
「それで走るんですかー」
と声をかけていただきました。ありがとう!
さていきなり坂道でして、この時点ですでに歩いておられる人がちらほら。やはり後ろのほうは空気がまったりです。
しばらく行くと上の写真のような景色が見受けられました。ここも撮影ポイントでして、カメラを構えた方が多数おられました。
走りながら、「何の格好ですか?柔道ですか?空手ですか?」とよく尋ねられました。うれしいですね。
白樺林を走っておりますと、後ろから声を掛けながら、レースのプロデューサーの三浦さんが走ってこられました。
カメラを向けるとニコッとされて、
「凄い格好ですねえ」
と声をかけていただきました。頑張ります!
しかしわかってるとはいえ、こんだけ坂道が続くと嫌になってくる。
今まで走った坂道レースは、「日本大正村クロスカントリー」であった。16キロの坂道なのだが、2キロ登っては3キロ下り、3キロ登っては1キロ下る・・・というように、登りと下りが交互するのだ。
18キロ登りっぱなしは初めてである。ああ疲れてきた。
この時点で歩いてる方が1/3はおられたのですが、その気持ち凄くわかります。
ついでに言うなら、歩いてる人より走ってる人は、ほんのちょっと早いくらいなのだ。あんまり差がない。つまりそれだけ坂道がきついのだよ明智君。
ああああ、歩いてしまいたい!
4キロ過ぎたあたりでしたか。後ろから車が上がってくる気配がすると、するするっと私の横に併走し始めた。
何だ何だ?箱根駅伝の監督車みたいだな。俺に何か用事なのか?
「すいません!空手の方、よろしいですか?」
と声を掛けてくれたその先には、レース前にインタビューしてくださった、激激激カワイイ美女さんがおられた。
おおおおおお!びっくらこいた!あなただったんですかー!
「走ってる最中にごめんなさい」
大した坂ではありません。あなたのような美しい人のためなら何でもします!させていただきます!
という訳で、走りながら1~2分ではあるがインタビューを受けてました。もちろんおやじは鼻の下を延ばしまくっております。のぼせ上ってたので、何喋ったのか全然覚えておらん(笑)。でも良い画が撮れましたでしょうか?
「ありがとうございました。頑張って完走してください」
頑張って完走してください・・・
・・・頑張って完走してください・・・
・・・頑張って完走してください・・・
美女の声が頭の中でエコーする。
さっきまで「もうダメ、歩こう」と弱音を吐いてたのは誰じゃあ!(←俺だ)
この根性無しが、気合で走らんかい!
やはり美女の応援は凄い。おやじは完全に火がつきまして、行けるところまで走ろうと決意しました。
・・・単なるスケベおやじなのかもしんない・・・。
ゴール地点でもある第一エイド(7km)に到着しましたが、今回はペットボトル1本をポーチに入れて来てますので、ここはスルーしました。
ここまで50分程度です。順調順調。
ここから乗鞍スキー場のゲレンデに入りました。ちょっと行くと、ドンどこドンどこ太鼓の音が聞こえる。
この子達はランナーが過ぎるまで、ずっと叩き続けているのかー。ありがたい!
ゲレンデをひょっと見上げると、道を登っていくランナーは、まるでアリの行列のようです。
「まるでバターン死の行進だな」とギャグかましてたのだが、それにしても皆よくこんな大会参加するわ。まあ自分もそうなんだけど(笑)。
走ってる人も歩いてる人も、景色をカメラで撮影してる人も、夫婦で話しながら登ってる人もいます。
この光景を見て、いやあ何か感動してしまった。
人間って頑張ればこんなすごい事が出来て、こんなすごい事をする人が1,500人もいるとは・・・。
人間は凄いし、世の中は広いなあ。
第2エイド12キロ地点です。ここで初めて足を止めました。とは言っても少なくなったペットボトルほ補充してすぐに出発。
が事前の調べで知っていたのだが、ここからは急激に登りがきつくなる地点なのだ。案の定走ろうとして全然進まない。周りもほぼ100%歩き始めております。
私のふくらはぎもピクピクし始めました。あかん、このままいったら攣るかもしれん。
ここで気力が切れた。
仕方がない、こんだけ急坂やったらこのまま走っても歩くのと変わらん。攣って棄権したくないから・・・と自分に言い訳して歩き始めた。
美女の応援パワーもここまでであった。残念!
スタートから1時間40分であった。折り返しまで残り6キロちょっと!
1キロほど登っていくと、「盛り上げ隊」と呼ばれる応援の人達が、ハイタッチしながら下ってこられました。ここでも沢山の元気をいただきました。
実はこの時点でハンガーノックに落ちおりまして、お腹に力が入らんようになってきました。
がなんと、盛り上げ隊の女性の方から飴玉をいただいたのです。
この飴玉のおかげで、一時的にですがハンガーノックが治まりました。ありがとうございます!
位の原の第3エイドに到着しました!14キロ地点です。スタートから2時間10分ぐらいでしょうか。
写真は隣におられたひまわりおじさんです。陽気な方で皆に挨拶されておりました。
この先は樹林帯を抜けて、高山植物地帯に突入するそうです。果たして雪の壁や雪渓は見れるのでしょうか?
朝は快晴だった天気も、どんよりと曇ってきました。気温も低くなっております。
次号予告。「おやじ、標高2,700メートルに到達?」 こう御期待!
ランキングに参加しております。よろしければ、下の柔道バナーをクリックしてね。
にほんブログ村