たまにはぼそっと

ふと思いついたことをボソッと書いてみます。

『動的平衡』 福岡伸一著

2012-02-29 06:06:20 | Weblog

福岡伸一さん、ときどきテレビにも出演されてますね

氏の書かれた『動的平衡』という本は、非常にわかりやすく、今まで知らなかったことが

多く書かれています


ひとつご紹介しましょうか

脳では、神経細胞がお互いに触手を伸ばして、それらが連結しあって(シナプス)いろんな回路を作ってる

知覚、感情、思考、行動などの神経回路があります

その回路は、胎児期には、四方八方に触手を伸ばして手当たり次第に連結を作り出しているそうです

そうして、母体からこの世に生まれると、この回路網は「刈り取られていく」そうです

環境の刺激によって良く使われる回路は鍛えられてより強くなり

使われない回路は、連結が切れ消滅していくそうです

このため、人は固有性(氏はこういう言葉を使っておられます、個性のようなものと理解してますが)

を持つことになる

つまり、同じ遺伝子を持つ、たとえばクローンでも、その後の環境で異なった脳が出来るということです。



少し飛躍しますが、DNAがおなじでも、それが働くこと、つまりたんぱく質が出来る

には、そのプロセスが、深くかかわってるそうです

DNAの命令の順番、強弱そういうものがバックアップの存在のような形であるそうです

ですから、生き物は一筋縄ではいかないんだわ

時間が来たので今日はこの辺で失礼。。。


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