湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

毎度の場所へ

2006年06月20日 | 自転車生活
今朝は少しだけ早起きして毎度の場所を走ってきました。この毎度の場所を頑張って走れるのもあと少し。毎年夏場はかなりパフォーマンスが落ちるので、今年は夏のあいだは初心にかえって自転車旅行的なサイクリングを楽しもうと思っているのです。そして無理せず、楽しみながら、結果的に体力の維持&向上がはかれればラッキー!と思っております。

今日はこれから仕事なので、今朝のツーリングについては明日エントリーしようと思います。

そうそう今朝の毎度の場所ですが、ひとりのサイクリストにも会いませんでした。まぁそれは平日だとそんなに珍しいことではないのですが、毎度の水場に誰もいなかったのには驚き。いままでこんなことは一度もなかったので、何か変なことが起きるのではとちょっと警戒したりすると同時に、そういうときにここにいる俺って。。。と微妙な気持ちにもなったのでした。


寄り道にて紫陽花再訪

2006年06月19日 | 自転車生活
夕方、土曜日訪れた成就院を再訪した。


極楽寺坂、成就院の紫陽花の下に自転車を停める

平日の夕方とは言え梅雨のあいだの貴重な晴れ間、土曜日ほどではないがやはり多くの人が紫陽花の名所を訪れていた。


もうひとつの紫陽花の名所である名月院は拝観料がかかるけれども、こちらは無料。それでいて紫陽花に囲まれながら海を望むこの景観が楽しめる。人が多いのも納得である。

成就院からは極楽寺坂を下り、長谷経由で稲村ガ崎へ。そしたら稲村ガ崎公園でも紫陽花が咲いていた。


ほとんど誰にも注目されていなかった紫陽花。でもこちらもなかなか良かったです。なんだか得した気分。

でもって、そこからは海岸線をのんびり走って帰宅。天気予報では夕立があるようなことを言っていたので少しビビッていたんですが、結局雨も雷もなかったですね。う~ん、だったらもう少し寄り道してくるべきだったか。なんだかちょっぴり損した気分。



6月10日に表丹沢林道や唐沢林道を走って以来、通勤やちょいポタでしか自転車に乗っていない。当然雨で電車通勤の日もあるわけだから、少し体力の低下が心配だったりする。明日は一応雨の心配がないようなので、少し早起きしてどこか走れればいいなと思っているけれどもどうなるだろうか?LEMONDも歩行者との接触があって以来一度も乗っていないしなぁ。。。

早起きで得をしたときのこと

2006年06月18日 | 日常生活
早起きは三文の徳、という諺があるけれども、早起きしてではなく実際したときの話。

2000年の夏の終わり頃のこと。僕はアルミの極太レーサーが欲しくてたまらなかった。それまではアルミのフレームなんて冗談じゃないよと思っていたにもかかわらず、何かの雑誌でキャノンデールの極太アルミフレームを見て、「こういうフレームはどんな乗り心地がするんだろう?」と思ったのをきっかけに、どんどん自分のなかで極太アルミフレームへの好奇心が膨らんでいってしまった。

しかしそれまでに僕はずいぶんと自転車にお金をかけてしまっていた。その前年にはランドナーの再塗装&レストアを行ない、その年のはじめにはVOGUE(オリエント工業)でMTBのフレームをオーダーしていた。そして確かやはりその一年以内のあいだに自身としては初となるSTIの変速レバーのついたクロモリのレーサーをオークションで手に入れていたと思う。なので、たいして自転車に乗っているわけでもないくせに(当時はいまから比べるとホントに自転車に乗っていなかった。所有欲だけが突っ走っていた)、これ以上自転車にお金をかけることにも、自転車を増やすことにも躊躇いがあった。

それになにせキャノンデールといえば、(今もそうかもしれないけれど)当時はかなりの人気ブランド。新品はもちろんのこと、オークションでも結構な値段で落札されていた。なので、いずれにせよそう簡単には手が出なかった。

しかし2000年の9月上旬のある日、早起きしてぼんやりとオークションをチェックしていたら、キャノンデールのサエコレプリカのレーサーが3万円で出品されているのを見つけた。まぁそれだけなら驚くことはない。時間とともに値があがるだけのことだ。しかしなんとそのオークションには希望落札価格が設定してあって、その価格が5万円だったのだ。

なぜ、このオークションが誰にも落札されずに残っているのだ?一瞬頭が混乱したが、出品時間を確認してみたらつい数分前に出品されたばかりなのだ。これは大変なものを発見してしまった。それからは短時間で頭の中を様々な考えが飛び交った。何か不具合でもあるのでは?サイズは?仕様の詳細は?などなど。でもそんなことをいちいち出品者に質問している時間の余裕はないと思った。様々なリスクを覚悟したうえで希望落札価格で入札してしまうか、諦めるかのどちらかだ。

でもって、結局というか当然というか僕はそのキャノンデールを落札した。そして届いた商品を組み上げて、どきどきしながら試走してみたのだけれども、別段特に不具合は感じられなかった。サイズもピッタリだった。若干ハンドルがクイック過ぎる気がしたけれども、ネットで調べたらやはり同じような感想を持っているユーザーの方が何人かいたのでこれもこの自転車の特性なのだととりあえず思い込むことができた。

去年の夏にLEMONDのフレームを手に入れるまでこのキャノンデールに乗り続けた。途中アルテグラの9速にコンポを換えて、それまで付いていた105の8速コンポはオークションで処分した。そしてフレームのほうも最後はやはりオークションで処分した。コンポとフレームの落札価格の合計は5万円を越え、今も尚ホイールが手元に残っている。そう金銭面においては明らかに得をしてしまったのだ。

それ以来僕は『早起きは三文の徳』というと、このキャノンデールのことを思い浮かべてしまうようになった。ただこのキャノンデールの話=『早起きは三文の徳』という構図が出来上がってしまうことには抵抗を覚える。だって、なんかこれでは「早起きしたらすごく儲かる銘柄の株があり得ない価格で買えたんだよ」というのとさして変わりないですからね。これからも早起きを心掛けて、もっと精神的に豊かな出来事にめぐり合うことを期待しよう!


そのキャノンデールのレーサー。そういえばケイデンス付のメーターまで付いていた。

紫陽花を訪ねてちょいポタ

2006年06月17日 | 自転車生活


夕方、少しだけ近所を流した。腰越から鎌倉高校の横の坂道を上って海へ出た。そして七里ガ浜から極楽寺へ江ノ電の線路沿いを走り、紫陽花で有名な成就院へ。


18時を過ぎていたのに土曜日ということもあって、成就院はまだ人で賑わっていた。

両脇を紫陽花に囲まれて、海を眺めながら階段を降りていく。

人で賑わう階段の後ろにひっそりと咲いている紫陽花を写真におさめたころから、ポツポツと雨が降ってきた。しばらく極楽寺坂を覆うように生えている木の下で雨宿りをしていたのだが、一向に雨がおさまる気配がない。ならば本降りになる前にと、小さな雨のなかをなるべく泥が跳ねないようにゆっくりとペダルを踏んで部屋まで帰ってきた。

もう少し人の少ない平日のもう少し天気の良い日に、また紫陽花を見に行ってみようと思う。

2006年06月16日 | 日常生活
今年は蛍を観に行こうと思う。

MTBで良く訪れる里山の水辺ではこの時期蛍が舞うらしい。そのことは数年前から知っていたのだけれども、日が暮れてから真っ暗な山道に入っていくのに抵抗があって、これまで足を運んだことがなかった。

自転車で走っているときに、一度だけ蛍の大乱舞に遭遇したことがある。とてつもなく暑い夏の日、友人たちとフル装備のランドナーで河口湖を目指していた。あまりの暑さに皆相当参りながら走っていたのだけれども、そのうち仲間のひとりがグッタリしはじめた。これはまずいと駿河小山の公民館みたいな建物の軒下に避難して、陽射しが弱まるのを待った。そしてしっかりと休息をとって、結局完全に日が落ちてから三国峠を目指した。

ひどい勾配の坂道に苦しめられながら三国峠にたったのはもう0時近くだったような気がする。とにかく疲れ果てた。僕は峠に寝そべって仲間を待った。標高を稼いできたわりには、あまり涼しさは感じられなかった。風がほとんどなく、やけに生暖かい空気が漂っていた。

そうやって少し時間がたったとき、暗闇のなかで何かの光が飛び交っているのに気づいた。最初は何の光かよくわからなかった。けれども、そのうちどんどん小さな光の数が増していった。それが蛍の光だということに気づいて、僕は立ち上がり、しばらくぼんやりと闇の中で揺れ動く無数の光にみとれていた。その光は西のほうからやってきて、丹沢のほうへ消えていった。そして蛍の光が消えて間もなく、闇の中から別の小さな光があらわれた。仲間のバッテリーランプの光だった。

蛍というと僕はこのときのことを思い出す。

蛍が一番盛んに飛び交うのは、風がなく蒸し暑い日の、日暮れから1時間後くらいの時間帯らしい。時間帯は全然違うけれども、風がなくてひどく蒸し暑かったというのはその通りだ。ただ三国峠のすぐ近くに蛍が生息するような水辺があったのかどうかがいまひとつ良くわからない。なので、今でもあれは本当に蛍の光だったのだろうかと思ったりすることがある。もっと別の、何か違う光だったのかもしれないと思ったりすることもある。それくらいあのときの光は幻想的だった。

なにはともあれ、今年はビールでも持って蛍のいる水辺を訪ねてみようと思う。梅雨には蛍とビール、夏には花火とビール、これが湘南における正しい季節の楽しみ方なのかもしれない。よく、わかりませんが。

いまから秋の旅について考えている

2006年06月15日 | 自転車生活
去年の秋、5年振りにランドナーで泊りがけの旅をした。向かった先はその5年前と同じ南会津。前回はテントを持って2泊3日のツーリングだったけれども、このときは民宿泊まりの1泊2日の旅だった。

東武鉄道の終点駅である新藤原から走りだして、山間の静かな峠道を走って南会津に入り、そしてまた別の峠を越えて新藤原に戻ってきた。


2日間の走行距離120km。小さな温泉をいくつか訪ねながらののんびりとした良い旅だった。






僕は余程このあたりを気に入ったようで、本当はこの梅雨に入る前にまた同じコースを走りに行くつもりだった。でもうまい具合に予定がたたずに、こうして梅雨を迎えてしまった。そんなわけで梅雨入りしてまだ間もないというのに、いまからこのコースを走る次の旅について思いを馳せている。

やはりこのあたりを走るのならば新緑が萌える春か、紅葉の美しい秋が良いと思う。自転車はもちろんランドナーだ。信州のビーナスラインのようなところであればMTBやレーサーでも全然構わないけれども、南会津のような場所を走るのであればやはりランドナーで行きたい。

去年は紅葉真っ盛りの時期を狙って走りに行ったのだけれども、例年より一週間くらい冷え込みが遅いということで峠の近くでようやく薄っすらと色づいた山肌を見ることができただけだった。それはそれで悪くはなかったのだけれども、次はできたら全山紅葉というような時期に走れたらなどと、少し気が早いけれどもいまから秋の旅についてドキドキしながら考えたりしている。


メンテナンス2

2006年06月14日 | 自転車生活
昨日の話の続き。BBの調整が終わっても暗くなるまでまだ少しだけ時間があったので、玉当たりが滑らかになったBBに気を良くした僕は、今度は泥除け磨きに取り掛かった。

TAのチェーンホイールにせよ、本所のこの泥除けにせよ、バフ仕上げというのは僕のような面倒臭がり屋にはなかなかやっかいである。確かに最初はいい。鏡面仕上げというくらいだから、顔がうつるくらいにピカピカ光っていて。でも時間がたつとだんだんとそして着実にその光は失われてくる。そしてそのまま放って置くとアルミ特有の白い粉のような錆に覆い尽くされるのだ。

なんとかその白い錆をきれいに落とせないかと中学のときに自転車仲間たちとない知恵を絞って考えたことがある。そのときひとりの友人がサンポールで錆を溶かしちゃえばいいんじゃないかと提案した。サンポールだったら塩酸だから絶対に錆も溶かせるよとその友人は言った。さっそく僕はトイレに置いてあったサンポールを泥除けにたらしてみた。結果、余計に白い錆はひどくなった。どんなに磨いても復活しないくらいに。後日別の友人にその顛末を話したら、「塩酸って要は塩の酸だろ。酸で金属溶かして塩を擦り込んだようなもんだからそりゃ錆もひどくなるだろ」と言われた。確かに。。。苦い思い出である。

というわけで、それ以来バフ仕上げのものは白い錆が出る前に(あるいはひどくなる前に)、コンパンドやピカールで磨くようにしている。昨日の場合はまだそんなにひどいくすみ具合ではなかったので、少しピカールで磨くだけでそれなりの輝きを取り戻すことができた。やはり、メンテナンスや洗浄清掃は早めにやったほうがいいのだ。



ピカールで磨く前



磨いた後。少しは輝きが違いますよね。

もっともこの自転車の場合、リムやハブもバフ仕上げだったりするので、そちらが大変なんですよね。スポークが邪魔をして。こっちも今度磨かなきゃな。。。やはりバフ仕上げの扱いって面倒だ。輝きを失わせない簡単な良い方法って何かないのだろうか。。。

さて、泥除けを磨き終わっても暗闇に包まれるまでまだ少し時間がある。う~ん、こうなったら手持ちの部品で泥除けの輪行仕様への加工もやってしまおうか。多分性格的に今回やらなかったら、次はだいぶ先になりそうな気もするし。とかなり時間的にはタイトだったにもかかわらず泥除けの加工にも手をつけてしまった・・・。

分割しないで輪行する場合、一番面倒なのがチェーンステーのブリッジに隠し止めにされているネジを外すことだ。シートステーのブリッジに隠し止めされているネジに関しては、自転車を裏返しにしてしまいさえすればアーレンキーを突っ込んでネジをまわすのにそんなに不便はない。

なのでシートステーのブリッジに取り付ける輪行金具が僕の半丸タイプの泥除けのカーブにはあっていなかったこともあり、結局こちらのほうはいままで通り普通に隠し止めのネジで固定することにした。ただ今までは何の補強もしてなかったので、以前どこかの自転車屋さんで購入したひし形の補強金具だけ取り付けることにした。


時間を気にしながら、焦りながら穴あけなどの作業を行なったわりにはスムーズに取り付けることができた。

周囲はだいぶ暗くなってきたけれども、ここまで来たらチェーンステーのブリッジに固定する金具も取り付けてしまえと、そちらの作業にもとりかかる。この暴走が良くなかった。。。


まずは金具の余分な部分を金鋸で切り落とす。金鋸なんて何年も使ってなかったので歯がサビサビだ。

そして泥除けを自転車に合わせてとりつける位置を確かめ、ポンチの先っぽで小さな傷をつける。ほんとは黒い油性マジックでしっかりマーキングをしたほうが良いのだろうが、部屋にマジックを取りに行く時間さえも惜しい。夕暮れの静かな住宅街に泥除けをポンチで叩くうるさい金属音がカンカン鳴り響く。

ポンチで開けた穴のバリをプライヤーでむしりとり、金やすりで簡単に仕上げをする。完全にやっつけ仕事的になっている。そして輪行金具を取り付ける。よしこれでしっかりチェーンステーのブリッジにひっかかれば完成だ!

「すると何ということでしょう、全然位置が合わないではありませんか」(ビフォーアフター調)

ガーン!まじかですか?やばいよ。もう日が暮れるよ。とにかく、もう一度位置決めをして泥除けに穴を開けなおす。もうみてくれは気にしてる余裕はない・・・というか開けてしまったものは元に戻らない。でもって二度目は何とかピッタシとまではいかないまでも、きちんと泥除けを固定できる位置に取り付けることができた。

がしかし取り付けて気づかされたのだが、このチェーンステーで固定するタイプの輪行金具というのは、レーサーなどのように泥除け用のネジ穴がない場合には良いのかもしれないけれども、ネジ穴がある場合はあまり有効ではなかった。ネジ穴の台座の出っ張りがアダになって少しぐらつくのだ。これではダートなどを走ったときに絶対に左右にぶれてフレームを傷つけることになる。

でももうここまでで時間的に終了せざるを得ない。とにかく、そのまま後片付けをして2台の自転車を部屋に仕舞った。

最後はもうほとんど日が落ちてしまっていた

この後、ツール・ド・スイスを観ながら、結局チェーンステーのブリッジに引っ掛けるタイプの輪行金具は外してしまった(写真がありません。無残に開けられたネジ穴があまりにみにくかったので)。つまりアーレンキーで外しやすい部分の加工だけ成功して、外しにくいほうの加工には失敗したわけだ。いったい何やってたんだか。焦りながらやっていたのも良くなかったけれども、今回のタイプのような輪行金具を使おうという見込みも甘かったということだったんだろうなと反省である。

必要のない4つの小さな穴が開いて、数グラム?の軽量化がなされたこの泥除けだけれども、しばらくこのままの状態で使い続けようと思う。今回たまたま泥除けの取り外しのときに使ったボール六角レンチを使えば、チェーンステーのブリッジのネジもそんなに苦労せずに取り外すことができたので。

こういうやつです。角度をつけてネジをまわすことが可能。

なんだかせっかくのメンテも最後は残念な結果に終わってしまったのだが、まぁ仕方ないな。今後の教訓にしよう(4つの穴を隠すガムテープがそのしるし)。

メンテナンス

2006年06月13日 | 自転車生活
焦りつつ、暗くなるまで部屋の外で少しだけ自転車のメンテをした。

まず最初にしたことは先日山道を走ったときに泥がこびりついたMTBのフレームの洗浄。そう、恥ずかしながらまだやっていなかったのだ。一応部屋に持ち込んだくらいだからそんなにひどく泥まみれというわけではなかったのだけれども、それでも


こんな感じの泥がフレームのあちこちにこびりついて乾いてしまっていた。

バケツに水を張って、スポンジに水を吸わせて泥を落としていく。幸いこれくらいの状態であれば簡単に泥が落ちてくれる。




こびりついた泥が落ちたら、ウエスでフレームに残っている水気を拭き取る。そしてわずかに残る水気を乾かしがてら次の作業を行なう。


次に行なったのはランドナーのBBのメンテ。下二つの専用工具をつかってまずチェーンホイールを外す。


そして3枚のギア盤を止めているボルトの増し締めをする。このランドナーではたいした距離を走っていないのに、それでも少しボルトは緩くなっていた。

それからやはり専用工具を使ってBBを分解する。ところでチェーンホイールを外してBBシャフトを回してみたら、玉あたりがかなりきつく、そしてゴリゴリしていて愕然としてしまった。あまりに滑らか過ぎるとガタが出やすくなるような気がしたので、若干きつめの調整にしていたことは覚えているけれども、これはいくらなんでもきつすぎである。こんなんでツーリングに出掛けてしまっていたとは。やる気になっているうちにと今日メンテをして大正解だった。


BBを分解したらグリスがほとんど残っていなくてまたびっくり。とにかく、まずは汚れたそれぞれの部品をきれいにする。


そして今度はグリスをたっぷり塗って組み上げる。例のごとく適当な玉の当たり具合がなかなか決まらない。これくらいでいいかなと思う。でも次の瞬間にはやはりこれでは緩すぎるかな、あるいはきつすぎるかなと不安になってしまうのだ。でも何度かそういったことを繰り返した後、今回は若干気持ち緩めの滑らかなポイントでロックリングをはめ込んだ。

BBの調整が済んだあと、またチェーンホイールを組み付けて、近くを少しだけ試走してみた。たいした距離ではないけれども、とりあえずガタは感じられない。そしてBBの回転のほうは嬉しいくらいにスムーズになっている(それだけひどい状態だったのだと思う)。今度もう少し長い距離を走って調子を確かめてみることにしよう。

やらなければならないという必要性を感じながらも、面倒臭くてついつい僕はメンテナンスを後回しにしてしまう。でもやはり定期的なメンテナンスは大事なのだとあらためて思った。さらにどこか具合が悪いと思うところがあるのならば、すぐにメンテナンスを行なうべきなのだろう。今日BBシャフトを回したときはほんとに焦ったものな。あの状態で丹沢を走ってしまったのはもう今更言っても仕方のないことだ。でももしあの状態のままで今後も走り続けていたら、大変なことになっていたような気がする。

これからはもう少しメンテナンスをきちんとやろう。面倒臭いけど、きれいになったり、調子が良くなったりすれば、それはそれで嬉しいものだし。

実家を頼ることにしよう

2006年06月12日 | 日常生活
と言っても借金をしたとか、この部屋を引き払うということではなく、この部屋のケーブルテレビを解約して、これからはどうしてもというときだけ実家で自転車レースを観させてもらったり、録画させてもらったりしようということです。

来月から現在契約している内容では自転車レースが観れなくなってしまう。これからもレースを観続けるにはアナログ契約をデジタル契約に変更したうえに、さらにオプションチャンネルであるJ・SPORTS・PLUSに加入しなくてはならない。PLUSの契約をするのが仮に年6ヶ月とすると、1年の合計金額は7万935円になる。ケーブルテレビで僕はほとんど自転車レースしか観ないので、自転車レースの観戦代としてこの金額はちょっとお高いかなと。。。

実家のほうはすでにデジタル契約なので、レースを観たいときには月に1365円の費用を僕が負担すればすむ。まぁ現実問題としてそうそう頻繁に実家に戻ることはできないだろうし、面倒な予約を両親に頼むわけにもいかない(というかできないと思う)。なのでレースを観る機会は今までより減ると思う。でもジロのときでさえフォローするのに相当苦労したわけだから、逆にどうしても観たいときだけ実家に帰るくらいがちょうど良いかなとも思う。なにせツールの山岳ステージの場合、7時間くらい生中継されたりするわけですからね。それを毎回毎回きちんとフォローしようというのがそもそも無理だと思うし。

そんなわけで現在のケーブルテレビは今月末を持って解約しようと思う。なんとなく寂しいけれども、もともとテレビ中心の生活は送っていないのですぐに慣れるだろう。逆にひとつやっかいなものが減ってすっきりしたりするような気もする。

さて、浮いたお金を何に使おうかな。実家にはDVDレコーダーがなので、とりあえずそれは買おうと思っているのだけど。あ、でも僕の部屋にあるDVDレコーダーを実家に持っていって、かわりにほとんど使ってないDVDプレイヤーを持ち帰ってくるほうがいいかな。まぁいずれにせよ、最初にやるべきは現在の契約の解除である。20日までに書面で提出しないといけないそうだから、あまりのんびりはしていられないな。

ランドナーくん、これからもよろしく

2006年06月11日 | 自転車生活
6時頃起きると外は雨。今日はMTBで走る約束だったのだけれどもどうしよう?天気予報を調べてみるとどうやら夜まで雨という予報に変わったらしい。昨日は一日曇りとなっていたのに。。。というわけで結局MTBでの出動は中止、一日部屋で過ごすこととなった。残念。夏になったら土埃をあげてたくさん走りましょう!

部屋では本を読んだり、音楽を聴いたり、映画を観たり。久々に観た『ショーシャンクの空に』がやはりとても面白かった。

それから今日はふと気づくと昨日のランドナーでのツーリングの余韻に浸っていたりすることが何度かあった。僕はがちがちのランドナー派の人間ではないけれども、やはりはじめて乗った本格的なスポーツ車である今持っているランドナーにはなんというか深い愛着がある。

1984年の夏に僕は今乗っているランドナーを手に入れた。当時にしてはかなり高価な買い物だったこともあって(当家比)、長く乗れるようにと少し大き目のフレームを選んだ記憶がある。途中まったく乗らない時期がかなりあったりして、そのたびにボロボロになってしまったランドナーだけれども、二度の再塗装&レストアをへて同じフレームの自転車になんとか今でも乗り続けている。

TOEIやペガサスなどのような自転車ではないけれども、僕はこの自転車にこれからもずっと乗り続けようと思っている。ホントのことを言えば、TOEIのフレームが欲しいなぁと思ったりすることもあったりする。でも途中何だかんだとありながらもせっかくここまで付き合い続けてきたのだから、ランドナーに関しては最後までこの自転車と付き合い続けるのもそれはそれで自分にとって大事なことだろう、などと浮気性の僕としては珍しく一本気なことを思ったりしている。

ただこのランドナーの出番を増やすにはいくつかやらなくてはいけないことがまだある。まず急務なのがBBの調整。ずっとではないのだけれども、時々BBがガリッという音をあげるのだ。これがあるとただでさえチェーンホイールが強度に問題があるといわれるTAなだけになかなか積極的にペダルを踏み込むことができない。もっとも、これはすごく基本的なメンテなので今までだましだまし来てしまった僕が悪いのだけど。

それから、こちらは「やりたい」と思っているのが泥除けを輪行仕様に加工すること。6年前のレストアのときに無加工のものをつけてから、輪行は2度しているのだけれども、どちらもやはりかなり面倒だった。泥除けを輪行仕様にすれば、いまより確実にランドナーの出番は増えると思う。幸い昨日のエントリーにコメントを下さったdokaidokaiさんから良い方法を教えて頂いたので、いくつかの方法を検討して梅雨のあいだに今の泥除けを輪行仕様に改造できればと考えている。

他にも手を加えたいところはまだある。電装系統の取り付けもそのひとつ。それからブレーキの効き、レスポンスも何とかならないかと思っている。今のロードのブレーキ操作になれてしまうと、ランドナーの場合強い制動をかけるにはワイヤーが切れるんじゃないかと思うくらいにレバーを握らなくてはいけなくて結構恐いのだ。これはシューを変えればすこしはましになるのだろうか?

とまぁやらなくてはならないこと、やりたいことはいくつかあったりするのだけれども、まぁできる範囲でそのようなメンドクサイ作業をこなして、今後もこのランドナーに乗り続けていくことができればと思う。一番の急務はやはりBB(あるいはチェーンホイール)のチェックだな。でもって憧れのTOEIに関しては、まだ持っていなくて欲しいと思っているタイプの自転車があるので、いつの日かそれをオーダーできたらいいなと思っている。

というわけで、ランドナーくん、これからもよろしくね。



分割しないで泥除けを輪行仕様にするための金具は一応用意してあるのですが、楽に輪行するには分割式のほうがいいですよね。。。悩みます