湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

軽量タイプの革サドルはないだろうか?

2006年09月05日 | 自転車生活
直江津ランのときも途中から少しずつお尻が痛くなってきたのですが、昨日はその痛みがいっそうひどく感じました。耐え切れないほどではないし、サドルの上でなるべくお尻を動かさないようにすれば走れてしまう程度の痛みではあるのですが、やはりどうしても気にはなってしまいました。自分にピッタリの、どんなに長く走ってもお尻や尿道が痛くならないサドルが欲しいと感じました。

市販されているサドルはそれこそ(多分)何百種類もあるわけですから、きっとそのなかには自分のお尻にフィットするサドルも存在するのだと思います。でも、そのサドルを探し出すのは至難なことのように思えます。ショップで股間に挟めばそれで良しということはまずないし(それに普通はそんなことはしない)、評判の良いサドルが自分に合うとも限らない。有り余るほどのお金があれば、好きなだけいくつでもサドルを買い換えて自分に合うサドルを探し出すということもできるのでしょうが、そんなことがこの僕に出来るはずもない。そんなことを考えていたら、だんだんと革サドルが欲しくなってきました。

革サドルは確かに手入れが面倒だし、馴染むまでに時間がかかる。でもたとえばブリヂストン号に付けておけば、多めにみても半年もあればお尻が痛くならない程度にはなると思うんです。サドルがお尻に馴染むのと、お尻がサドルに馴染むのとで。そうやって双方馴染みあった革サドルの快適さはランドナーについているイデアル88で実証済みです。


このとき傷をつけてしまったんだよなぁ(泣)。ま、乗り心地に影響を与えるわけではないのでいいんですけど

ただ残念ながら革サドルって重いんですよ。500~700g近い重量があります。これではロードにつけるには躊躇してしまいます。だいたいいまどきのサドルの重量が200~300gだから倍から3倍近い重さがあるってことですから。

一枚革のサドルが何でこんなに重くなっちゃうんでしょう?革というのはそんなに重いものなんでしょうか?そのあたりのことは僕にはさっぱりわからないのですが、もし可能であれば250gくらいの革サドルを是非ともつくって発売して欲しい。必要ならばレールや鋲にチタンやカーボンをつかってくれてもいい。ちょっとくらい高くなってもいいので、とにかく重量を軽くして欲しいです。そうすればそのサドルは一生ものとなって、結果的には安い買い物になるだろうし。

ブルックスあたりが革サドルの復権をかけて頑張ってくれると嬉しいんですが、とってもあり得ないことのような気がしてしまうのはなぜでしょう?


~さっそく追記~

エントリー後に気になって調べてみたのですが、僕が知らなかっただけでいやいやブルックス頑張ってました!さすがに250gまではいきませんが、360gくらいのものはありました。でも高い!3万円以上します。ちょっとくらい高くなってもいいので、なんて言っておきながらいざ値段を見ると躊躇してしまうこんな僕をお許し下さい。