湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

普段着の走り

2006年09月04日 | 自転車生活


今日はお休み。昼前に部屋を出て、海岸線を走って昼飯を食べに出かけた。で、今日はのんびりと走りたかったのでMTBでの出動となったのであった。



せっかくなので七里ガ浜から鎌倉までは少しでも海の近くをということで歩道を走らせて頂きます。海を眺めながらの低速・低ケイデンスでの走りがなんだかすごく落ち着きます。直江津ランで振り切った振り子の針がゆっくりと戻されていくような気がした。そうそう、この歩道を走りながら、このMTBは湘南の海と空をイメージしてこの色を選んだのだということを思い出しました。

鎌倉からは車道をたんたんと走り、部屋を出て1時間後くらいに佐島の海辺に到着。残念ながらテラスの席は一杯だったけれども、待つことなく店内の窓側の席に座ることができました。

で、頼んだのがお刺身と煮魚と天麩羅がセットになった海辺定食。直江津ではちょっとがっかり気味のものしか食べられなかったし、実は本日は僕がこのブログをはじめてちょうど半年の日なのです。そんなこともあって、ささやかながらも少し豪勢な昼食を頂きました。



お刺し身&生しらすも、


煮魚も、


天麩羅も、


どれも美味しく頂くことができました。ご飯もしっかりとお代わりさせてもらってとっても満足です。これで1900円は決して高くはないと思う。

海辺で昼食を食べたらそのまま江ノ島に帰ってくるつもりだったのだけれども、MTBでこのあたりを走る機会はなかなかないので、せっかくなので大楠山に向かうことにしました。



直江津ランでちょっと自信をつけたこともあって、大楠山の242mなんてのんびりペースなら楽勝でしょ、な~んて思ったのだけれども、いやいや思ったより全然きつかったです。でもこのきつさで、直江津ランの余韻も完全に払拭されて普段の自分に戻った気がして少しホッとしたりしました。なかなかあんな走りばかりできないですものね。



しかし思ったより全然きついとは言え、こういう山道は大好きです。



で、海あり山ありの湘南をあらためて恵まれたところだと思ったりしました。



国道から3.5kmほど山道を走り、最後に3分くらい自転車を担いで大楠山に到着です。この山頂からはそんなに展望が効かないのですが、山頂には螺旋階段状になった展望塔があるのでそこにのぼってみました。で、そこからの展望がなかなかでした。ちょっと近くの建物に邪魔されたりはするものの、三浦半島の360度の展望が広がります。



天気がいまひとつで今日はたいした景色ではなかったけれど、空気の澄んだ晴れた日の展望はほんとにすごいと思います。そういう日を選んで、絶対にまた来ようと思いました。で、そのときはもちろんまた海辺でランチをして。



大楠山からは来た道を戻って江ノ島へ。夏の終わりの鎌倉の海は少し雑然としていたけど、海の家がすべて解体されそこらに散らばる資材が消えれば、また親しみやすい海岸に戻るのでしょう。

本日の走行距離55.17km、実走行時間2時間43分、平均時速20.4km。短い時間ながら、のんびりといろいろと楽しませてもらった気がしました。