湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

3秒

2006年09月15日 | 自転車生活


15時くらいに部屋を出て、久し振りにLEMONDでヤビツに行って来た。仕事明けでベストコンディションとは言えなかったけれど、3連休は僕には関係ないし、この先の天気もいまひとつすっきりしなさそうだからやはり走れそうなときに走っておかなきゃなと思った。それに走りたい気持ちが結構高まってもいたんですよね。

走りながらなんとなくサドルが低く感じ、止まってピラーを数ミリ出すこと2回。これでずいぶんと走りやすくなった気がした。そして不思議なことに先日の大観山ランで感じた日東のハンドルにたいする違和感もこれでほとんど感じなくなってしまった。あのとき僕は日東のハンドルをかなり酷評してしまったのでちょっと反省。サドルとハンドルの関係はもしかしたら思っているよりずっと微妙なのかもしれない。いずれにせよ、本当にポジションというのは大事だと思う。

で、いきなりだけれども今日のヤビツのタイムは40分03秒。最後の500mくらいはかなり一生懸命もがいてみたのだけれども40分を切るのには3秒足りなかった。3秒で40分切りを逃したのはやはり残念ではあったのだけれども、ただひどく悔しい気持ちはなかった。



この3秒があるいは越えがたい壁になってしまう可能性もあるけれど、それでも以前は考えもつかなかった30分台に確実に近づきつつあるのだ。僕にはレース志向はほとんどないし、ヤビツに通うようになったのだって元は峠越えツーリングのときになるべく余裕を持って走れるようにという気持ちからだったわけだからそんなに焦る必要はない。焦らず、いろいろなコースや峠を楽しみながら、その結果として年内に40分を切ることができたら素晴らしいなと思う。



ウィンドブレーカーを羽織ったにもかかわらず、下りではかなり体が冷えた。ほんとにもう夏は終わったんだなと思った。



134号の花水川橋に戻ってきたときはもうだいぶ暗くなりかけていた。そしてこのあとほとんど時間を置くことなくあっという間に真っ暗になってしまった。秋の日は釣瓶落とし。まさにそんな感じの日の暮れ方だった。