6月に入ると少しは求職者の数も落ち着いてきたように見える。私も少しだけ自分の時間が持てるようになり、本来の業務を手がけることが出来るようになった。午後余裕が出来た時間帯に、突然Mさんがやってきて話を聞いて欲しいという。どうも泣きそうな顔をしている。ワケを聞くと同僚のYさんと言い争いになって、とうとう口喧嘩をしてしまった、とのことである。原因は一人のクライアントに対しての対応の仕方にあるらしい。Mさんは、私と同様に来る者拒まずタイプ、一方のYさんは来るものは拒まないかわりに有料でのカウンセリングであるべきである、との意見。よくよく話を聞いてみればどうもお金をめぐっての争いごとのようである。相談することを貨幣価値に転換することの難しさがあるようだ。口喧嘩もお互いのストレス解消には役立つかもしれないが、どうせやるならモット建設的な高次元での争いをして欲しいと思う。でも日常的な争い事は、いつも誰でも些細な取るに足りないくらいの感情的なもつれかもしれない。口喧嘩でも何でも争い事はあとを引くようで、お互いにしこりとなって残ってくるのが恐ろしい。静かに感情を抜きにして冷静に話し合いが出来ないものだろうか。
雨のないアジサイは映えないように見える。
雨のないアジサイは映えないように見える。
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