年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

小富士

2009-09-21 00:00:00 | Weblog
 実は、密かに計画していることがある。今の世の中、自分達の生きてきた方向は、大きいもの、強いもの、高いものに価値があり、それ以外はほとんど価値を見出すことが出来ないのではないか、反対方向に向かうことは、最初から負け犬の発想ではないか、というものがある。で、私が考えていたのは、より高い山や、高名な山ではなく、小さい山や低い山の魅力を見出そうではないか、それも瀬戸内海の小島の山を狙おうではないか、小さな島にも小さな山があることはそれなりに意味があるのではないか、であった。とりあえず瀬戸内海の有人の島を50ヶ所位選んでその島の最も高い山に登ることである。目標を達成すれば紀行文として自費出版まで持っていこうと考えている。最初に選んだのは、広島や大阪に向かう時に利用した港、高浜港の前にある島、ごご島。空港から離陸したり、また着陸する時に目に入る、ごご島の小富士に登ることにした。泊港までフェリーで10分、フェリーを下船して港の目の前に見える小富士までミカン園の間を通る登山道を、蜘蛛の巣を払いながら急坂を汗をかきかき登る。振り返ってみる高浜の港や行き交う貨物船、釣り舟を一幅の絵のように眺めながら登ること40分。耳に入るのは、船の汽笛のみ。平らな頂上には神社が祭られており鳥居をくぐり神社の裏に回るも、そこは竹やぶ地帯。11時過ぎに出発したので、お昼時間になる。いっしょに行ったハラちゃんと二人で腰をおろしてお弁当タイム。ただしきょうは陽射がきつくおまけに暑くて蚊がブンブン飛んで来る。痒い手足をかきながら慌てて登山道を降りる。25分で港に到着。ナンテことのない小富士登山であった。次は中島の計画。

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