年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

学習会

2018-06-14 00:00:00 | Weblog
 「愛媛TSネットワーク」の学習会に参加しないかと云われた。保護観察所のほうから。何やらわからないが出所者の就労支援のことらしい。まったくわからないが自分も少なからず関わりを持っているので顔だけ出すことにした。
 受刑者や出所者に関わりを持つ弁護士と社会福祉士の集まりらしい。発起人はダルク(薬物依存者などの立ち直りを指導している)を当地に作った弁護士さん数人と矯正施設で特別調整を必要とする人を社会に出すにあたり各地の社会福祉施設へ橋渡しをしている社会福祉士さんのグループ。
 この会員が目指しているのは累犯障害者に陥らぬよう、収監される前の段階で救えないかのことである。


 出席者ではしょっちゅう会っている観察官さん他3人だけは知っているも、若い弁護士さんお二人と県内の社会福祉士10人は何かの会で以前会っているかもしれないが名前は知らない・・そのような集まり。


 自分がこの頃強く想うことがある。手広く幅広く機会をとらえて名刺交換しながら人脈を作る、そのような気持ちは薄れた。出来る限り人様との交流は、今迄の人とのつながりを大事にして、新しくつながりを持つことから退散しようと思っている。もう面倒くさいのだ。新しい知識がス~ス~と頭の中に入る時期は過ぎておる。むしろ容器がだんだんと小さくなっているので今まで蓄積していただろうものの溢れ流されているのが現状。同じような流れで言えば・・先月も大量の本を捨てた。すごくもったいない気がした。いずれも迷いの中で手にした本である。大阪の紀伊国屋で東京の八重洲ブックセンターで米子の今井書店で広島のジュンク堂で長崎・メトロ書店、高松や徳島の宮脇書店と小山助学館、高知は金高堂に富士書房、岡山の啓文社、関空の丸善などなど思い出しても切がない。当時頭の中の問題点の整理や新しい知識のためのものだったろうが、皆捨てた。これ以上新知識などと称して入れたくないように、新しい人との交流も出来るだけ差し控えたいと思う。

 自分の新しい人とは瞬時にすれ違う受刑者のことだけであろうか。

 刑が確定し収監される受刑者を見ていると、IQで言えば70以下であったり、精神的疾患による投薬中、気分障害や発達障害などなど数多く散見される。社会に復帰してもそれが故社会から拒絶される、就労がきちんとなされないがために就労の現場から拒否される。そして仕方なくも窃盗などの再犯に・・・食わんがために。
 今夜の学習会は、そのような受刑者を社会福祉の立場から関わろうとするものであった。若い人たちは動いておる。

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