年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

事大主義

2015-06-18 00:00:00 | Weblog
 日本人と韓国人では、歴史に対する考え方が全く異なる。韓国人は事実に基づく歴史観がない。正義や正しさに関する捉え方も日本人とは本質的に違う。韓国人は、何度も侵略されてきた歴史経験から、「正しさ」にこだわらず、現在を生きるために過去を変えてしまう。漢民族が来れば「自分には大陸の血が入っている」と言い、騎馬民族が来れば「私の先祖は騎馬民族に忠誠を誓った」となる。朝鮮戦争の時も、アメリカ軍が来れば民主主義を信奉してみせ、北が占領すれば金日成への忠誠を誓った。事大主義なので「勢力の強い者に追随して自己保身を図る」ことを中心に物事を考える・・。(書評の写し)

 「テーハミングク・テーハミングク」と赤い集団のサポーターがスタジアムからテレビ画面まで雷鳴の様にとどろいていたことがあった。2002年のワールドカップのこと。民族主義的な応援スタイルに違和感を持っていたのを覚えている。

 私が訪韓したのは、自分が二十歳の時。北緯38度ラインにあるソラク山に登山することと母親からいつも聞かされていた引き上げ前の仁川の町訪問が目的。日本海に面する江原道にあるソラク山(雪岳山)に向こうの学生(成均館大)と一緒に登った。そして青春時代を物質的に豊かに生活していた仁川の日本人町の母親一家の引き上げ10数年後の姿を見るために行った。当時の大統領は李承晩。今の朴大統領のお父さんが大統領をする前の前の大統領が李さん。学生であった自分にはビザがなかなか降りてこなかった記憶がある。

 今日の刑余者相談室に入ってきたのは、在日3世。日本生まれの青年。両親ともに韓国出身。話を聴きながら“恨”を感じることができるか・・・と思ったがそれはなかった。いじめられることもなくいじめることもなかった対人関係の中で育っていた(本人の弁)。裕福な生活環境から生ずる豊かさは、人が豊かであることとは、もちろん意味が違う。

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