年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

光明寺へ

2010-11-26 00:00:00 | Weblog
 今朝は従弟のYちゃんに会って、話をする。今年に入って今まで数回電話をしていたものの電話が通じたことはない。奈良の家を留守にして岐阜・馬背に所有する山小屋に行っているのかと思っていた。しかし会って話を聞くとほとんど家の中で閉じこもっていたとのことである。いわゆる引きこもり。もうすぐ50歳になるYちゃんは30数歳でコンピューター関係の会社にいたけれど退社した後は、働いたことがない。アルバイトなどは時々していたけれど、決まった仕事をしてはない。両親の亡くなったあと、自宅で一人で住んでいる。生活のことが気にかかるので、どうしているのか、の話を聞くことにした。本人はウツ状態が長い。薬を飲みながら生活をしているけれど、最近は何もやる気が起きない・・・と伸び放題の頭の髪をバサバサさせながらも久し振りの私の訪問を喜んでくれた。買い物はどうしているのか、と訊ねると、庭に植えている柿で1週間食いつないだ・・とも話した。本人は自宅を手放して乗鞍岳に近い山小屋で冬でも生活ができるように改装して移りたい希望も持っている様子である。Yチャンは3人兄弟のいちばん下、アニキとの交流はまったくない。一人ぼっち状態である。Yちゃんの車に乗せてもらって京都・光明寺へ行く。ここは私の母方の祖父祖母のお墓がある。ここ光明寺は紅葉で有名なお寺さんである。この時期のお墓参りは、いつも入山料を払って境内に入っている。お墓参りをするのに入場料がいるのだ。関東からも近県からもたくさんの観光バスや自家用車が駐車場にひっきりなしに出たり入ったりしている。紅葉が最高潮だから、長岡京市の街角の案内も光明寺の行き先目印が目につくほど。
 祖父の思い出は少ししかないけれど、祖母にはたくさんある。もしかしてバァちゃんっ子だったのかもしれない。とにかく負けず嫌いの性格で、運動会においてもかけっこで私が先頭を走っている時などは、身を乗り出し客席から飛び出し、走っているそばまで来て大声で応援をするほどであった。
 晩ご飯をYちゃんと一緒に食べる。久し振りの米飯とか。
 ライトアップされた夜の朱雀門の前を通り、近鉄奈良駅まで送ってもらって帰ることにした。

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