年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

捨てる技術

2010-03-04 21:12:00 | Weblog
 「捨てる」技術の言葉が流行ったのはいつの時だったろうか。辰巳何とかさんが本を出していて結構話題になっていたことを覚えている。読んだ記憶はないけれど確か自宅の1階か2階のどこかの本棚にあるかもしれない。電車の中で突然、捨てることによる新しい自分を見出そうなどと訳のわからないことを思い出した。真っ先に思い切って自分の大切にしていたものを捨ててみる。じぶんが重要だと思っていたモノや考えなど、いったん捨ててみる。自分に必要なものは、捨てた向こうからまた戻ってくるのではないか・・・などと。捨てることによって自分に本当に必要なものは何なのか、それがわかるような気がする。持っている物によって自分というものを確認するのではなくて、捨てることによって自分自身と向き合える、自分自身がわかるようになるのではないか。モノに埋もれた生活を送るのではなく、シンプルにシンプルにモノから遠ざかるような生活を目指してみる。ついでにうわべだけのお付き合いをしている人からも遠ざかってみる。モノだけでなくヒトからも。
 求人票に応募される多くの方の志望動機をお聞きすると、今の生活を維持するために最低○○十万円は欲しいので、などと聞かされると、聞くことさえ話すことさえ面倒くさくなる。仕事をするにあたって最も重要なことは、お金です・・と言われると、他の仕事を探しなよと言いたくなる。ご自分の仕事能力をご自分ではいくらほどに値をつけたいのか、と考えれば自分自身の仕事能力=商品力を説明する責任があるにもかかわらず、自分にはたいした能力はありませんが、お金はたくさん欲しいです、などと聞かされると、採用する企業側にとって見れば安物買いの銭失い状態になる。私が思うことは自分の能力に見合ったところが最もお互いに満足するってこと・・・

 カヌーイストの野田知佑さんは、たしか歯ブラシと帽子くらいあれば旅ができる、ほかは何も要らないと言ったと覚えている。
 子供と話す。父親を尊敬することについて。父親を尊敬するなどと言う子供であって欲しくない.理由は簡単。父親を乗り越えるように育って欲しいから。年を取っていくと尊敬などと小ざかしく考えるのではなく同士のようであって欲しいと思うが・・・どうなんだろう。

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