年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

このボッケ~

2016-10-25 00:00:00 | Weblog
 近頃買い物はほとんどネット注文が多い。日常生活用品の中で生鮮3品以外はいきおいネットで注文配達が便利であると思っている。もちろんお店へ出向くお買い物の楽しみという選択肢があるにせよ、ついつい面倒くさい。大型量販店では広すぎて歩くのに難儀さがある。先日初めて行ったエミフルmasakiなどここで自分が何をすれば満足感を得ることが出来ようかと考える時、一部の人からアドバイスを受けた、雨の降る日の散歩コースにちょうどいいか・・などと思ったりする。なまじお買物と云ったところで店内のほとんどの商品はネットで購入できるだろうし・・と思うと量販店でのお買い物は限定される。また百貨店に行ったところで30歳代から50,60歳のベテランオババまで気持ち悪い視線で近寄ってきて、何かお探しでしょうか・・と聞きたくもない言葉を投げつけてくるし、このアホずらしたジジーを落としてやれ~、などと買う前に私への値踏みから入り、なぜか金銭豊かでもない風情にもかかわらず高いものから吹っかけてきたりすると、実は資本主義社会の市場の中で需要供給のバランスを超えた、胡散臭さを覚える。例えばGDP所得が低いにもかかわらず、それに見合ったものではなくGDPが高い国から低い国への売り込みを図る技術であったり商品であったりすると、ちょっと待てよ~と思う。履物を履かない習慣の人たちに、マーケットが地球上にまだあると考えて高級なブランド革靴を売り込む商人の愚を避けたい。

 よって、貧しき後期中高年者は、惜しげもなくネットサーフィンのごとく楽天市場やヤフーやらで検索をして安く購入しようとする。しかし失敗もある。安もの買いの銭失い。いつだったか夏のスーツをオークションで落札したことがあった。今着ているスーツをメジャーで計り寸法を確認したまでは良かったが、寸法に見合うスーツをオークションで落しシメシメ感で配達を待った。到着して袖を通すとナンジャイ・・コリャ・・背丈身幅はOKでも袖丈をはかり忘れていたため袖は手先までの長さ、こりゃアカンやろ・・と下の子供にパスをしたが、着てくれることなくそのままゴミ捨てへ。

 先週もちょっとした失敗をしてしまった。じつはスニーカーが欲しいと思っている。今履いている靴は10年ほど前にネットで購入したものと弟の遺品。いずれも雨のぬかるんだ歩道を歩いてもじわじわ靴の中に水が染み込んで靴下も濡れるほど。奥さんからも買えば・・と。そしてyahooオークションで探しました。

説明書きによると店頭に置いていた試着品用だとか、8割引きくらいで競り落とすことにした。まぁ期日前には高値を付ける購入希望者がいるだろうからダメやろうと、PUMAとは別のNBも入札をしておいた。
 ところがどうせアカンやろとそのまま放っていたところ、

 うっひゃ~2足も必要ないよ~

  でも仕方がない、セリ落としたら代金は払わなければ・・・。     このボッケ~野郎。


 ひと月に1回鍼治療に行っている。先月予約したのは今日の午後。受刑者との面接を終えてまっすぐ鍼灸院へ。今日の鍼打ちしながらの先生との話題は、なぜか「コンビニ人間」のはなし。「普通の人」が潜在意識下にもつ恐怖の傲慢さのお話。院長も京都の大学で鍼灸を学び独立するまでは、糊口をしのぐ為にコンビニで週6日昼間フルタイムで働き夕方から鍼灸院を開くための活動をしていたとか、コンビニでは人の持つ多様性が観察できて大変面白かったとか、愉快に話してくれた。32歳の院長独身。ここは鍼を刺すと同時に患者さんが、様々な愚痴を吐き捨てに来ているとも笑いながらしゃべっておる。