年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

夜と昼の間

2016-01-08 00:00:00 | Weblog
 いつもぼんやりする頭の中にある解けない問題を引き続き持っている。それは、取り留めのないつまらないことだろうが・・つまり・・いつの時間に夜から朝となるんだろうか、どの時間から昼になるんだろうか、いつの日に子供から大人になったんだろうか・・のほかに今自分の中に大きく占める問題は、いつから親と子が逆転するんだろうか、または逆転しないのか・・がある。

 年齢を重ねていくというのは、気持ちの上でだんだんと弱気になる。あらゆることに小さくなっていく自分に妥協しするための葛藤がある。そのようになるんだろうかと思ったりもする。母親が入院するたびごとに子供返りをしていることを見つけたのは2年前。妹とそのことについて話し合う。息子である私に対する態度と娘である妹に対する母親の接し方が大変違うことを妹から聞かされた。母親にしてみれば嫁がせたわが娘とはいえ、自分の子は子、遠慮会釈なく本音で女同士ぶつかり合うことがあるようで、そのトバッチリを私のところに持ってくる、両者ともに。一見私のところがゴミ集積場のごとく悪口罵詈雑言の数々をはき捨てる場のようである。

 幼少時駄々をこねむずかる子をあやしてくれたのは親であることには間違いない。しかし、親が年を取り自分自身の身体的衰えにより自由が利かなくなると、駄々をこねる親を子の方があやさなければならない事態となる。
 「お母さんは兄ちゃんには気を付けてしゃべるけれど私に対しては命令口調であ~してこ~しての数が増えている。」と年末から年明けに命令を受けた物事の多さと大変さに辟易した・・などと電話口で愚痴っておる。

 で、奥さんの方にしても正月を奈良・橿原のリハビリ病院で過ごした義母からの再々「○○ちゃ~ん早く来て~」の呼び出しコールに応答しようと今夜のフェリーで大阪に向かった。義兄が橿原市にいるものの、遠く離れて暮らすわが娘の方が、義母にとっても気持ちが落ち着くんだろう。
 特に病弱となり気持ちの上でも張りついた気持ちも低下していくと子供返りし、子の方が今までの年月で受けた愛情を清算するごとく親の方に寄り添うようにも見える。こんなことを考えると多くの親からお叱りを受けるかもしれないけど。一人娘の大阪のH子も頑張れ、厚労省の若年就労支援に携わっている一人娘のYさんもガンバレ、一人娘で高齢病弱の父親をみているHWのSさんも今年も頑張って・・