年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

PTさん

2012-04-26 21:24:37 | Weblog
 「こころ塾」のメニューの一つに復職支援プログラムがある。こころが詰まって身動きが取れなくなり、Drから“うつ”と診断された人たちがやってくることが増えた。日常生活の不便さを抱える人、仕事に向かうことが困難な人などがやって来られてこころの回復を待つ。むろん、ここは心療内科などではないので医療行為などするところではないが、よく患者さんが医師から紹介されてやってこられる。県内一円のみならず県外からも相談を受ける。今日やってこられた人は車で90分もかけてやってこられた青年であった。隣に座りPCに向かい作業をしながら、いつものようにおしゃべりをする。仕事の話になった。PTをやっていると話しかけられた。聞くと前に勤務していたところは、意見が合わなくDrと衝突してしまい落ち込んで這い上がることができなくなって休職したとのこと。奥さんもお子さんもいることで仕事だけでなく家庭生活においても経済的にかなり追いつめられて、息ができなくなって、パンクしてしまった、と話してくれた。理不尽なことを要求されて受け流すことができなく、しかも自分の人の良いことを利用されてできっこない仕事を量的にかなり回されて、しかも断ることができず…などと思い詰めた表情で話しかけてきた。このような話を聞きながらも作業の手を休めもせず動かしていたので、思わず私はtea timeにしようじゃないかと提案。   私は聞きかじりの県内におけるPTやOTについて知りえた話をすると、彼はニコニコ顔になり話が弾んできた。