と云ったのは、日本画家堀文子さん。この三つのうち群れることにおいては、自分の苦手とするところ。頼らないことについては、自分はそのようでありたいけれど、振り返れば結構人に頼っていると思う。しかし慣れないことについては、今もって慣れないことをしていると思う。「こころ塾」設立年度からあくまでも非常勤役員の立場で折に触れ顔を出して、いろんなことを第三者の立場でしゃべっていて内部のことについて慣れていると思っていたが、週に3日ほど数時間お手伝いに行くと、アレレ慣れないことがこんなにも多かったのか・・などと反省しつつ慣れないことを楽しんでおる。慣れてくれば良い仕事ができるなどと誰が言い出したんだろうか、と思う。慣れてきた時から手際のいい手抜きを覚えるのは、人の生きる知恵なのかもしれないが、今のところ自分には知恵が無いようだ。そのうち自分のことだから手際の良い知恵が浮かんでくるだろうと思う。