マネキネマの会員になっている。年に4回自主映画会があり、面白そうな映画があるとチョイスして観ている。で、今回、南ぎんてん映画祭として上映されるもののうち選んだのは1938年の「按摩と女」と2010年の「小さな町の小さな映画館」の二本を観ることにした。「按摩と女」は高峰三枝子の若い時の作品である。盲目の按摩が、目が見える健常者より感が鋭いことを作品を通して伝えていた。しかし74年前の温泉宿の風景を見るにつけ高度成長を成し遂げた後の現代の温泉宿との比較をしてしまった。何も昔が懐かしいということでもなく、昔懐かしく当時に帰りたいなどとの感想はない。そして「小さな町の小さな映画館」は、先月尋ねた北海道浦河にある映画館・大黒座の物語であった。画面を見ていると、アレレこの映画館の前を通り、映画にも出てきたわかば食堂でかつ丼を食べたなぁ、そしてこのオヤジとしゃべったよ・・・などとびっくり状態。確かにこの小さな浦河の町は、人口1万4千人ほどの小さな町ではあるが他にはない面白い町だと思った次第。この大黒座の物語は以前名取裕子が出て映画化されたことも初めて知った。
マネキネマの会員になっている。年に4回自主映画会があり、面白そうな映画があるとチョイスして観ている。で、今回、南ぎんてん映画祭として上映されるもののうち選んだのは1938年の「按摩と女」と2010年の「小さな町の小さな映画館」の二本を観ることにした。「按摩と女」は高峰三枝子の若い時の作品である。盲目の按摩が、目が見える健常者より感が鋭いことを作品を通して伝えていた。しかし74年前の温泉宿の風景を見るにつけ高度成長を成し遂げた後の現代の温泉宿との比較をしてしまった。何も昔が懐かしいということでもなく、昔懐かしく当時に帰りたいなどとの感想はない。そして「小さな町の小さな映画館」は、先月尋ねた北海道浦河にある映画館・大黒座の物語であった。画面を見ていると、アレレこの映画館の前を通り、映画にも出てきたわかば食堂でかつ丼を食べたなぁ、そしてこのオヤジとしゃべったよ・・・などとびっくり状態。確かにこの小さな浦河の町は、人口1万4千人ほどの小さな町ではあるが他にはない面白い町だと思った次第。この大黒座の物語は以前名取裕子が出て映画化されたことも初めて知った。