年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

やっと咲いた

2011-03-04 00:00:00 | Weblog
                 
 昨年クリスマスローズの鉢が8つあったのが、夏の猛暑により二つ枯れてしまった。残りの鉢も元気なくヨロヨロ状態のように見えた。そしてこの寒い季節を通り過ぎる頃次々と芽を出し元気になったかと思うと先日来花芽が見え始め、ついにピンク、白、チョコレート色や二重の花が咲き始めた。これらの花の特徴はみなうつむいて咲くことにある。自らを主張するより葉っぱの陰に隠れてそっと咲いているのがつつましさを感じる。今同時に咲いているまっ黄色の竜金花が光るように上向きに咲いているのと違って光らないでしぶとく清潔に咲いてくれる。気温が上がればまもなく春ランにも高貴な花が咲くだろう。別名ジジババという春ランの花は汁物の上に浮かべたりするが、自分はしたことがない。長男に昨春持たせたこの株分けした鉢にももうすぐ咲くだろうから注意して見ておくように。とメールをした。
 まだまだ寒い日が続いている。水の張ったバケツには氷があり、車のフロントガラスにも白く薄氷がある。吐く息も白い。自転車で駅まで向かうにも風が冷たく、未だマフラーが放せない。
 3月年度末、定年を迎える職員がいる。60才定年で38年間労働行政に携わりやっとたどり着いたゴールかもしれないが、今後どうしますか、と訊ねると、しばらく何もしないで過ごす予定です、と答えてくれた。いわば同じ職場で満期を迎えた満足感があふれているように見える。しかし今日も私の前には、刑期を仮釈放されるでもなく満期で終えられた刑務所出所者が、仕事の相談にやってこられた。年齢61歳の人、もう一人は24歳の青年おり。