年金受給者の日々へ 悪戦苦闘の記録から

自分のXデーに向かってまっすぐに走る日々
   年金受給前の悪戦苦闘の日々より

東洋のマチュピチュを経て

2010-05-04 00:00:00 | Weblog
 今年のGWは、毎日海に山に機嫌よく出かけておる。が、身体は疲れている。遊びすぎなんだろうと思うも、なにせ4月末の計画通りにやらねば達成感も薄れようというものである。遊び以外の計画などは、特にお仕事方面なぞは計画通りにことが運ばなくて当然だ、などと思うも、せめて遊びの計画だけは、きちっと進みたいものである。で、本日の私の行動計画は、愛しい人に会いに行くこと、ヒカゲツツジとミツバツツジである。今年の彼女達の装いはいかがであろうか・・・場所は、住友鉱山跡地の東平を通って銅山越えに至るまでの山道に咲き誇るそれらの花を愛でる小道。
 さすがに高速道路1000円効果であろう、県外ナンバーの車など数箇所ある駐車場には、朝10時頃既に満車状態。一般観光客を横目にして、ひたすら銅山峰ヒュッテを目指して歩くこと1時間ちょっと。渓谷の水量も今春は豊かである。その渓谷に沿ってヒカゲツツジやミツバツツジが穏やかな光を浴びて待っていてくれた。ちょうど今が見頃だろう、こころ穏やかにしてくれるヒカゲツツジの淡いクリーム色の花は気品に満ち、ミツバツツジの素朴な可憐さは私達のこころを踊らさせてくれる。ヒカゲツツジの咲き誇る陽のあたらない小道沿いを歩いて、そしてミツバツツジの淡いピンク色が続く陽のあたる小道を歩く。今日の同伴者は、Iさんである。昨日は自宅のワックスがけのために独活採りに行けなかったので、本日は再びいっしょに山歩きをすることになった。ヒュッテ前で一休みをして歩くこと30分ほどで銅山越えに着く。そこでお弁当タイム。私のお弁当は毎回妻がこしらえてくれるおむすびである。Iさんは毎回スーパーで買う巻寿司が定番である。西に目をやれば西山が目の前に、東に目を移せば西赤石が眼前に威容を誇る。ゆるやかな薫風がが汗をかいた身体に気持ちが良い。太陽は穏やかな光を自分達にあててくれている。3時半に駐車場に着くと上空では轟音とともに県警ヘリコプターと防災ヘリコプターが山肌に沿って捜索している模様である。そのうち消防署のレスキュー隊が上がってきたと思うとザイルを持ち山に向かって行った。誰か滑落する事故があったのかもしれない。