悩むってか

　慌てた声で、何とかならないか、とTから電話があったのが先日の火曜日である。木曜日の今日、集まって話を聴くことにした。内容はSさんが、職場の雰囲気にいたたまれなくなり、辞めてしまいたいとT君に相談があったらしい。それで解決に向けて、良い方法がないだろうかと私に言ってきた。スーパーの中にある喫茶店で落ち合うことになった。そこで、話を聴くと、T君もSさんも同じような悩みを現在持っているように感じられた。つまり仕事に関して、周囲の理解がないことによる孤立感ないしは、周囲の人からの嫌がらせを受けていることであった。
　あ～だこ～だと話してはみたがどうなんだろう。私には解決が出来ないだろうと、はなっから考えている。所詮他人の私が、聞いたところで私が人様の悩みを解決できる方法やパワーなど持ち合わせてはいない。しかし自分がせめて伝えたいことがある。
　逃げないで欲しい、真正面から思い切って悩んで欲しい、思い切り苦しんで欲しい、そしてそこからまた上昇して欲しいと思うことだけである。自分の悩みなぞ自分で始末するくらいの力をつけて欲しい。そのためには、自分の周りの資源を利用していただきたい。そのように思う。所詮、解決策の答えは自分しか持ってはいないのだからネ。仕事の悩みは、仕事で答えを出す。以上
（写）市駅前・市内電車の停留所の記念碑は誰か。