暘州通信

日本の山車

玉依姫 様 (六二六)

2013年09月24日 | 日本の山車
玉依姫 様 (六二六)
 これは仮説です。
 ときおり、水田や、工事現場、住宅跡地など、地下から【埋蔵金】と呼ばれる貨幣の出土が報じられることがあります。これらの中には中国の古貨幣であることがあり、その量が数十キログラムにもおよぶ厖大なものであることがあります。さらに、これら中国の古貨幣は、日本には貨幣の鋳造が行われていなかった、漢代から唐代の古銭が含まれます。
 これら、中国の古銭の経路とはいかなるものだったでしょうか?
 単純に考えれば、韓半島(朝鮮半島)からの渡来人が携えてきたことも考えられますが、貨幣経済未発達の古代に、これらの貨幣にどのような価値があったでしょうか?
 考えられるのは、貨幣は【対価】として支払うべきものですから、中国のお金を支払って日本で入手した交易物品があったのだと推定されます。
 つまり、【倭錦】、【砂金】、【翡翠(ひすい)】、【琥珀(こはく)】、【真珠】そのほかの代金として支払われたと推察されます。

玉依姫 様 (六二五)

2013年09月24日 | 日本の山車
玉依姫 様 (六二五)
 これは仮説です。
 【安倍貞任(あべさだとう)】は平安時代の東北地方の豪族で知られますが、【前九年の役】で、【源頼義】に攻められ滅亡しました、この安倍貞任が生前埋めたといわれる砂金は、【兜明神嶽】に埋蔵したと伝わります。
 東北地方には、このほかにも砂金を埋蔵した伝説が幾つかあります。
 【百濟王敬福(くだらのこにきしきょうふく)が大佛さんの鋳造にあたって上納した黄金も、おそらく産金のすべてではなかったでしょう。