暘州通信

日本の山車

玉依姫 様 (五八七)

2013年09月11日 | 日本の山車
玉依姫 様 (五八七)
 これは仮説です。
 古代の【蛇神信仰】は、神社が社殿を建立する以前の【古神道(仮称)】においてすでに見ることができ、前記の、大神神社、諏訪大社、赤城明神などにも見ることができます。蛇は古くは、トミ、トベ、ト、ビ、トウベ、トンベ、トウミなどともよばれています。飛騨地方では蛇のことを、【へんべ】とよんでいます。方言とされますが、むしろ、古語はこのようによんでいたのではないかとも思われます。愛知県の名古屋市南区の星崎に近い【呼続】に【富部神社】があり、祭神はスサノオノミコトと【蛇】になっています。蛇は後に日本に入った龍と同一視され、龍神として【水の神】としてまつられる例が多く見られます。
 大和の龍田川は、もみじの名所としてもよく知られ百人一首にも詠まれていますが、社号の
龍田大社に関わり、近くに富雄がありますがこれも語源は【トミ・ヘビ】でしょう。
 越前の【九頭龍川】も河川を龍に見立てた呼称といえましょう。
□参考
次を参考にさせていただきました。
・姫路市の西部神社漫遊14(武大神社・吉美八幡神社)
2013/9/10(火) 午後 11:00
NO269     武大神社 所在地  姫路市大津区平松131-3 主祭神  須佐之男命  スサノオノミコト 由 緒  当神社の起源を文献によって尋ねることは困難であるが、平松村が一つの聚落として形成される過程において ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/hotsumairu2003/32125318.html
・読めない、パソコンにもない漢字の神社
2013/9/10(火) 午後 3:03
... みか神社の「みか」は酒を造るために用いる大甕のことだそうです。 祭神は、 櫛御気野命 (くしみけぬのみこと)、 櫛みか玉命 (くしみかたまのみこと)の二神 ... 熊野大社では、 櫛御気野命 は スサノオノミコト の別名。 「伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/kashimarokujo/11448349.html
・八重垣神社、佐久佐女の森にて
2013/9/4(水) 午前 7:03
松江市の神魂神社を参拝した折は、その帰途、八重垣神社参拝も恒例のこと(レンタ ... 今回は御祭神の素盞鳴尊(スサノオノミコト)と稲田姫命(イナタヒメノミコト、櫛名田姫)について。 スサノオノミコトは、言わずもの天照大御神の弟神で、天岩戸事件後 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/nonki_harumi/10081132.html
・久津川の社、平井神社
2013/8/23(金) 午前 11:44
... 時代と共に祭神が変わることに奇異な感じを持たれてもと云うことなのかどうか、実はこれは京の八坂神社でも同じく牛頭天王から素盞鳴尊(スサノオノミコト、表記の違いは説明板に拠る)に変わったと断りも書かれている。 要は ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/kumebotan/14915025.html
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玉依姫 様 (五八六)

2013年09月11日 | 日本の山車
玉依姫 様 (五八六)
 これは仮説です。
 【かんなび】の語義についてですが、【神坐・かみざ】を指すように考えられます。つまり【神南備山】とは、【神坐山・かみいますやま】のことではないでしょうか。一〇月のことを、【神無月】とよび、一〇月は全国の神々が出雲に集まられるので、【神が不在】となる月なのだといわれます。一方出雲では神々が集まってこられるので【神在月・かみありつき】とよぶそうですが、【かんな】とは、もとは、「かみいます」のいみがあったのではないでしょうか? 前記の武蔵(埼玉県)の【金讃神社・かなさなじんじゃ】は神南備山である【御嶽山】に鎮座し、山麓を清流【神流川・かんながわ】が流れます。往古は沖縄の【御嶽・ウタキ】から来たものと推察しています。
 利根川の支流である【神流川】は、もとは、人々のくらしには欠かせない【水分神・みくまりのかみ】を崇拝する意味合いがあるのではないでしょうか? 【神奈川県】の「神奈川」も、もとは水神と関わりがありそうです。
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玉依姫 様 (五八五)

2013年09月11日 | 日本の山車
玉依姫 様 (五八五)
 これは仮説です。
 日本には、北海道から沖縄に到るまで、きれいな二等辺三角形を呈する山が知られます。それらの山上には磐座のあるものも多く、神坐す【御神體山(御神体山〉】であることが多いようです。いわゆる、【カンナビ】であり、【神南備山、甘南備山】などとかかれますが、【神邊・かんなべ、神南備。かんなび】などとよばれるもので、地名や山名となっている例もあります。『出雲風土記』にも神南備山とされる山が記述されています。
 現在の神道に至る前神道ともいえる【古代神道】は、縄文時代中期ころから、末期ころにかけて、しだいに集約され、【神籠山】を【御神體山】として崇拝し、集落の人々は山に登り、神と共に賑やかに神人ともに飲み、食べ、唄い、囃す、【神賑わい】がおこなわれる楽しい一日があったようです。神奈川県には今もこの風習が伝わる山があります。【神人共食】の場が【饗庭、饗場(あえば)】であり、石川県能登地方には民俗行事の【アエノコト】が今も行われています。
 【御神體山】は、【神杜・かみもり】で、大和の【大三輪山】、信濃の【諏訪大社】、武蔵の【金讃神社(かなさなじんじゃ)】などは、拝殿はありますが、本殿がない、古神道の祭祀を今に伝えています。
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玉依姫 様 (五八四)

2013年09月11日 | 日本の山車
玉依姫 様 (五八四)
 これは仮説です。
 北海道から、北陸の富山県、中部の岐阜県、長野県までの中部、北陸地方以北には、岩や石を円形に組んだ【ストーン・サークル・Stone circle】が存在します。
 岩座を【神宿る依代】とする思想は、古代に外国から日本に伝えられた複数の祭祀が混在していると推定されます。これについては私見がありますが、ここでは韓半島(朝鮮半島)と日本の祭祀の違いを明確にするための説例を挙げていますので言及いたしません。
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□参考
次を参考にさせていただきました。
・琵琶湖岸から祭祀遺物が大量出土
2013/9/3(火) 午後 9:15
... これだけ祭祀の遺物が出る遺跡は珍しい。日本の祭祀や政治、国の成り立ちを考える上できわめて重要な遺跡であることは間違いない」と強調しているそうです。 琵琶湖の水運、北陸や東海地方と畿内を結ぶ交通の要、そして肥沃(ひよく)な土地として ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/akaruidonzokoningen/66394868.html
・『ヒッチハイク女子 日本列島を行く!』 池田知晶 (徳間書店) 《後編》
2013/9/2(月) 午後 11:59
... 家庭によって塩加減がまったく違い、それぞれの作った人の癖が出るおにぎりは、食べるたびに毎日その人のこと ... (p.265)  おにぎは、日本食の原点。作り手の想いがこもる以上の効果がある。 ... 超古代のパワースポットである祭祀宮殿が沈んでいるくらいだから ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/chanchan_yanagi/53791159.html
・日本の祭りと祭祀  祇園祭   黒田先生の講義より
2011/6/12(日) 午後 5:47
... 863年の「日本3代実録」によると「御霊とは崇道天皇 伊豫親王 藤原夫人 観察史 橘逸勢 文室宮田麻呂等是なり」と書かれていて神泉苑御霊会が行われた。 ... 7日と14日は出ている矛が違い、種類も違うそうです。 洛中洛外図屏風に祇園祭りが描かれている。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/kyoukokm/35171615.html
・重陽(菊の節句)雑感
2013/9/9(月) 午後 8:42
... 七夕と違って一般的でないから どういう由来の祭祀なのか、よく知りませんでした。 今までおめでたい行事 ... http://blogs.yahoo.co.jp/kyuhzaemon/55373257.html そして・・・太陽暦の九月九日は、まだまだ殘暑の嚴しい時季である。 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/rose_reiner_widerspruch/33264075.html
・青少年のための連載講座~祭祀の道編 第4回 祭祀と言霊 南出喜久治
2011/4/11(月) 午前 8:21
... suggest.html 第四回 祭祀と言霊 第1回はこちら↓ 青少年のための連載講座~祭祀の道編 第1回:神人共生 南出喜久治 うけひのもり学園 http://ukehi.com/ ネットラジオ番組 くにからちもり(國體護持) http://blogs.yahoo.co.jp/inosisi650/63645792 ...
 http://blogs.yahoo.co.jp/inosisi650/64286140.html
・チェサ( =祭祀=法事)
2008/7/16(水) 午後 1:09
... 命日.お盆.お正月にはお供え物を持ってあいさつに来ます。 やはり、2回チョルをします。 やはり、簡単な食物を供えます。。。。。 昔は長男は、親のお墓の横に家をたてて3年間祭祀を行ってたようですが、 それは農耕社会でだけできること。 ...
http://blogs.yahoo.co.jp/candy211jp30000/41641404.html
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玉依姫 様 (五八三)

2013年09月11日 | 日本の山車
玉依姫 様 (五八三)
 これは仮説です。
 山上に(ときに平地にも)巨大な磐座を組む、巨石祭祀の遺蹟は各地に存在します。。それは、人工によるもの、自然そのものといえるもの。ときにいずれとも判別しがたいものなどもあります。あきらかに人手が加わったと考えられる磐座には何一〇トンもあろうかと推定される巨石が、山上に運び上げられ磐組みとして存在するところも多々あります。古代にいったい何人の人が関わったのか? 一言で言えばそれは脅威そのものです。【磐組、磐座】といいましたが、ところにより巌が単体のもの、複数のものもあり、それらの磐の配置には【何か約束事があるのでは?】と考えていますがまだ判じかねています。
 一方、この巨石が断ち割ったように両断された例がしばしば見られ、巨大な巌の間にひと一人が辛うじて通れるようになった間隙の生じたもの、また断面が二つの平面になっているもの。時には二つの間隙をそのままに磐をたて、春分の日、秋分の日にはこの間隙を太陽が昇るものなどが知られこれらのものを【メンヒル・menhir】、あるいは、【モノリス・monolith】などととよんでいます。