大規模林道高山市区間はなぜ開通しないのか? 3
① 未開通区間の工事は平成6年でとまり、以後は工事が行われていないようである。
② 建設工事がとまってしまったのは花里共有林組合の共有持分権所有権者であるS氏
を説得できないからだ。問題の2.
③ ところが緑資源公団(旧岐阜県森林公団だという話もある)は地権者の同意も得られていないのに強引に工事を進めていった。問題3。
④ そのあとが振るっている。強引に工事をすすめて完成した部分の分筆登記、持分権の所有権移転登記ができないと困っているという。問題4。
地権者の同意を得ず一方的に工事を進めておいて登記ができないから困りますはないだろうと思うのだが?
⑤ そこで高山市がとった態度は市の職員をS氏宅に派遣し、今のうちに高山市のいうことを聞いておいたほうがよいぞ。後で困っても知らんぞ。土地収用法で収容するから売る気がなければせいぜいがんばっとれ。もうじき強制執行がかかるぞ、そうなったらお前の土地など二束三文の値打ちもなくなるぞ。高山市職員としての品位などそっちのけで強引な説得を繰り返したという。なんらかの成果を持って帰らないと市長の機嫌を損ね、出世にまで関わるからである。かくて恐喝まがいの脅しが繰り返された。問題5。
⑥ だがS氏は屈しなかった。
⑦ そこで困った高山市は顧問弁護士に相談し、17名の土地権利者からS氏を引き抜く除権判決の訴状を出すことにした。山林の共有持分権のあるS氏を引き剥がし村八分にする強硬作戦である。
⑧ 筆者はちょうどそのとき岐阜地方裁判所高山支部に行き合わせた。2階の書記官室が高山市の職員で埋め尽くされ、入りきれない職員は廊下から階段にまではみだしていた。⑨あとで聞いたところによると、S氏を除外する「除権判決」をもとめる訴状をあいだにして高山市と裁判所のあいだでかなり険悪な交渉が行われたという。問題6.
⑩ ところが裁判所は私権を除外する裁判の訴状など受け取れません。高山市はそんなことを言わず裁判をしてもらいたい。という趣旨だったそうである。かくて高山市の訴状は受理してもらえず紙切れとなった。問題7.
① 未開通区間の工事は平成6年でとまり、以後は工事が行われていないようである。
② 建設工事がとまってしまったのは花里共有林組合の共有持分権所有権者であるS氏
を説得できないからだ。問題の2.
③ ところが緑資源公団(旧岐阜県森林公団だという話もある)は地権者の同意も得られていないのに強引に工事を進めていった。問題3。
④ そのあとが振るっている。強引に工事をすすめて完成した部分の分筆登記、持分権の所有権移転登記ができないと困っているという。問題4。
地権者の同意を得ず一方的に工事を進めておいて登記ができないから困りますはないだろうと思うのだが?
⑤ そこで高山市がとった態度は市の職員をS氏宅に派遣し、今のうちに高山市のいうことを聞いておいたほうがよいぞ。後で困っても知らんぞ。土地収用法で収容するから売る気がなければせいぜいがんばっとれ。もうじき強制執行がかかるぞ、そうなったらお前の土地など二束三文の値打ちもなくなるぞ。高山市職員としての品位などそっちのけで強引な説得を繰り返したという。なんらかの成果を持って帰らないと市長の機嫌を損ね、出世にまで関わるからである。かくて恐喝まがいの脅しが繰り返された。問題5。
⑥ だがS氏は屈しなかった。
⑦ そこで困った高山市は顧問弁護士に相談し、17名の土地権利者からS氏を引き抜く除権判決の訴状を出すことにした。山林の共有持分権のあるS氏を引き剥がし村八分にする強硬作戦である。
⑧ 筆者はちょうどそのとき岐阜地方裁判所高山支部に行き合わせた。2階の書記官室が高山市の職員で埋め尽くされ、入りきれない職員は廊下から階段にまではみだしていた。⑨あとで聞いたところによると、S氏を除外する「除権判決」をもとめる訴状をあいだにして高山市と裁判所のあいだでかなり険悪な交渉が行われたという。問題6.
⑩ ところが裁判所は私権を除外する裁判の訴状など受け取れません。高山市はそんなことを言わず裁判をしてもらいたい。という趣旨だったそうである。かくて高山市の訴状は受理してもらえず紙切れとなった。問題7.