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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

春田の雑草花(ノアザミとカラシナ)

2013-05-21 22:17:48 | 花,植物
まだ田植え前,掘り起こし前の田んぼ,
その田の中にはいろいろな野花が咲いていました(4/28)。


この花はアザミ,
田の中で他の雑草に混じり,何本も株が茎を伸ばし,
それぞれにたくさんの花をつけていました。


日本にアザミの種類はたくさんありますが,
春に咲くのは野アザミだけ,
したがってこれは野アザミなのですが,
夏に見るものと比べ,どの株も花が小さく,
高く伸びた茎に葉がなく,少し違って感じられました。


ちょうど,蕾から花が出てきたところのようです。
蕾が咲いて花になるのではなく,
蕾が開いて中から花が出てくるように思えます。


もう花が終わったアザミもありました。
銀色に輝く綿毛のような,
針金のような種らしきものが見られます。


すぐ隣の田んぼには黄色の菜の花のような花がありました。
セイヨウカラシナでしょうか,
アブラナ科の黄色の花,
たくさんの種類があってよく分かりません。


これも近くの田の畦に見つけたアブラナ科の黄色い花,
これはイヌガラシでしょうか。
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春の蜻蛉2

2013-05-20 22:07:35 | 昆虫

気温も上がり,
春というよりも初夏の様子ですが,
5月12日,春なのにシオカラトンボと思い,
レンズを向けてみました。
再度,春の蜻蛉を載せます。


複眼もきれいな青色をしています。
しかし,シオカラトンボにしては早い出現です。
念のため調べてみると,
どうもシオヤトンボのオスのようです。


これは上の2つとは別の個体ですが,
これもシオカラではなく,
シオヤトンボのオスのようです。
シオヤトンボはシオカラトンボに比べ胴体が太く,
シオカラが尻尾の先端が黒色であるのに対し,
シオヤは尻尾の先までシオカラ色になるそうです。
写真は尻尾の先端までシオカラ色です。


こちらは花の終わった黄色の詰草にとまったトンボ,
これはシオカラトンボのメス,
すなわちムギワラトンボのようです。
シオヤトンボのメスも胴体は黄色と黒ですが,
模様が違いますし,胴体が細身です。


そのムギワラトンボ,少し移動をして,
今度は白詰草にとまりました。
よくみると,胴体の一部が
シオカラ色に変わりつつあるようにも見えます。
これからシオカラ色になるシオカラトンボの
若いオスかも知れません。
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カルガモ三態

2013-05-19 20:42:58 | 

三沢川を覗きながら歩いていると,
カルガモの母親が生まれたばかりのたくさんの雛を
引き連れて上流へと移動していました(5/18)。
できるだけ多くの雛を画面に入れてみましたが,
数えてみると9羽です
もう1,2羽いたかも知れません。
母鳥は全員に目配りしながら,前に進みます。
たいへんなことです。


まだ小さな雛ですが,
水の上も土の上もけっこうなスピードで動きます。
そして好奇心旺盛で,それぞれがかなりやんちゃ,
母鳥の気持ちも知らずあちらこちらに寄り道をします。


移動していく理由はこいつかも知れません。
すぐ近くにいました。
前にこの付近でイタチも見ました。
この雛のうち,何羽が成鳥まで成長できるのでしょうか。
自然は厳しいようです。


すぐ近くの三沢川分水路,
洪水対策に造られた水を逃がすための水路です。
そこにカルガモが一羽,一羽で寂しく
コンクリートの上にポツンとしていました。
人間社会を見るようです。


三沢川上流支流にあたる上谷戸川,
カワニナの餌になるようで,
セレソンがたくさん生えています。
カルガモもセレソンを食べるのか,
群生するそのセレソンの花の中から
カルガモがひょっこり顔を出しました。
こちらは2羽でセレソンの中を必死の様子で移動していました。
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ヒョウモンチョウ

2013-05-18 23:07:24 | 昆虫

上谷戸親水公園にはトンボだけではなくチョウもいました(5/12)。
傷みのないヒョウモンチョウが
5月の明るい草緑を背景に美しく撮れました。


杭にとまったあとは,
そして赤トンボやシオカラトンボがよくとまる綱にとまりました。
ちょっと翅を広げてくれました。
翅表の豹がら模様,
そして,裏の模様もきれいなヒョウモンチヨウです。


この張り紙,
「お願い,触らないでください」ではありません。


草の上,地の上にもとまってくれました。


これは川の中のクレソンの花にとまっていたチョウ,
よく似た色をしていますが,
ヒョウモンチョウではありません。
キタテハです。
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カワトンボ

2013-05-17 22:20:31 | 昆虫

今年も6月の最初にホタルが放たれ,
ホタルの夕べが開催される稲城上谷戸親水公園の上谷戸川,
ホタルより早く,きれいなカワトンボが見られました。




ハルジオンにとまった2匹のカワトンボ,
いずれもメタリックグリーンの体色をしていますが,
翅が茶色と透明と異なります。
でも両方ともニホンカワトンホのオスです(5/5)。


これも5月5日,翅は茶色ですが,
体色は塩を吹いたような水色です。


1週間後の5月12日,再び親水公園によってみました。
このカワトンボ,メタリックグリーンの体色で,
茶色の翅ですが,その茶色が上のものに比べると
淡いように思います。


こちらは水色の体色で,
透明の翅のカワトンボ,
翅の斑が赤色なのこれもでオスです。
メスは翅の斑が白色にでます。


水色の体色で,翅が濃い茶色の個体です。
翅が茶色なのはオスということなので,
これもオスということになります。
すると,今日載せたカワトンボはみんなオスということになります。
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春の蜻蛉

2013-05-16 20:24:29 | 昆虫

連休に撮った春の野の花,
まだたくさんあるのですけど,
今日は,一休さんして,
同じく連休,4月28日に見つけた春の蜻蛉です。
4月に続いて2度目の春の蜻蛉になります。


サナエトンボ科のヤマサナエでしょうか,
このトンボ,いままでは夏の時期のものと思っていましたので,
クサイチゴの葉にとまっているのを見つけて,
少し興奮しましたが,発生時期が4月~8月と書かれています。
春にもいてもおかしくないようです。


上谷戸親水公園に,
鯉のぼりを見に行って見つけたこれもヤマサナエでしょうか,
川辺の草の葉にとまっていました(5/5)。


写真をよくみると,
けっこう大きな昆虫を捕まえて食べているようです。
こんな大きな虫を食べるとはびっくりです。


今年は4月初旬に金色に輝くシオヤトンボ,
下旬にはヤマサナエと4月に2種類のトンボを見つけました。
いままで意識していなかったせいもありますが
4月にトンボを見た記憶がありません。
なにか新鮮な思いです。




写真はやはり4月28日,
自宅近くで再びシオヤトンボを発見,
このトンボ結構個体数は多いようです。
比較的,動作が緩慢である程度は近づいても逃げないトンボです。
少しよって,いつもとは違う角度から写してみました。
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ナガミヒナゲシ

2013-05-15 22:29:57 | 花,植物

オレンジ色というか赤茶色というか,
肉色とも表現されるめずらしい花色の
ナガミヒナゲシです。


この花もヨーロッパからの帰化植物ですが,
日本の風土があっていると見え,
ここ10年ほどで急激に増えています。


いまや春の野や道端のどこにでも咲いているケシ科植物,
ナガミヒナゲシなのです。


最近はどこにでも咲いているので
見向きもされませんが,
けっこうきれいな花なのです。


花壇に同じように並んで咲いていた
紅色のヒナゲシを並べてみました。
花の形,花芯などよく似ていて,
花色が違う同種のようです。


この花やはり蕊と花芯の形がおもしろく,
そこを見てしまいす。
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マツバウンラン

2013-05-14 21:24:39 | 花,植物

痩せ地の春野に,
あまり他の草が密集していない道端に,
たよりげない細茎をひょろひょろと伸ばして,
小さな薄紫色の花が見られます。


ランと名がつきますが,
ゴマノハグサ科のマツバウンランです。
茎の下の方にだけある葉が松葉に似ていて,
私はウンランの花を知りませんが,
花がウンランに似ているのでこの名があるそうです。


アメリカ原産の比較的新しい帰化植物,
新しいといっても60~70年前に
最初に日本で見つかったようです。


このたよりげないところがよいのか,
葉のないところにつくこの花がよいのか,
けっこう愛好者の多い野の花のようです。


潅木の中から出ていたこのマツバウンラン,
なぜか,他のものに比べると茎も太く,
花もやや大きいように思います。
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ハルジオン

2013-05-13 21:33:34 | 花,植物

キク科の帰化植物,
この4月~5月の時期,
野のどこにでも見られるハルジオンですが,
5月の連休,とてもきれいに思えて,
特にピンク色の濃いものを撮ってみました。




もう少し遅くなると外見上は
まったく同じように見えるヒメジオンが咲きだしますので,
5月の中下旬を過ぎると,
この2つが野に混在します。
写真,発生したばかりと思える緑色のきれいなバッタ,
そしてベニシジミがハルジオンにとまっていました。


この2種の外見上のわずかな違いは,
ハルジオンの蕾は下向きであることがあり,
下向きの蕾があればハルジオンといえそうです。
また,ハルジオンのほうが花がピンク色であることが多く,
これも一つ判断材料になるかも知れません。


野原に群生していた赤紫に近い紅色の花,
この写真ではなかなかハルジオンと思えませんが,
これハルジオンです。
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オオアマナとハナニラ

2013-05-12 22:46:04 | 花,植物

野の片隅にひっそりと咲いていた白い花,
大きさ,形などはハナニラに似ているように思いますが,
よくみればハナニラとは違います。
花びらの白に緑が混じる蕾が特徴的そして印象的です(4/28)。


ユリ科オオアマナ属の球根植物であるオオアマナです。
日本に昔から生育しているアマナに似ていて,
大きいのでオオアマナと名づけられましたが,
ヨーロッパ原産の帰化植物です。


明治の頃に観賞用に持ち込まれたものが,
一部,野生化しているようです。


英名はキリスト生誕を知らせたとされる星(ベツレヘム)に
例えて,スターオブベツレヘムという美しい名がつけられています。


5月のいまも野の隅に花が見られますが,
盛りは過ぎているので写真は3月下旬のものですが,
白のハナニラを載せます。
同じユリ科の球根植物,
白色の花が多く,野生化しており,
星型した6弁花もオオアマナと同じです。
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