野の片隅にひっそりと咲いていた白い花,
大きさ,形などはハナニラに似ているように思いますが,
よくみればハナニラとは違います。
花びらの白に緑が混じる蕾が特徴的そして印象的です(4/28)。
ユリ科オオアマナ属の球根植物であるオオアマナです。
日本に昔から生育しているアマナに似ていて,
大きいのでオオアマナと名づけられましたが,
ヨーロッパ原産の帰化植物です。
明治の頃に観賞用に持ち込まれたものが,
一部,野生化しているようです。
英名はキリスト生誕を知らせたとされる星(ベツレヘム)に
例えて,スターオブベツレヘムという美しい名がつけられています。
5月のいまも野の隅に花が見られますが,
盛りは過ぎているので写真は3月下旬のものですが,
白のハナニラを載せます。
同じユリ科の球根植物,
白色の花が多く,野生化しており,
星型した6弁花もオオアマナと同じです。
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