花の形が鯉のぼりの支柱に飾られる矢車に似ていて,
キク科の花なのでヤグルマギク,
ヤグルマソウとも呼ばれます。
ちょうど4~5月,鯉のぼりが薫風を受けて大空に泳ぐ頃,
青紫色のヤグルマギクが畑の畦などに咲き始めます。
その矢車に似ているという花,
アップにして見ました。
もともとは原産地のヨーロッパでは麦畑や
トウモロコシ畑に見られる雑草の花だったようです。
多分その花色はヤグルマギクといえば目に浮かぶ
青紫色だったと思われますが,
園芸用に改良されて,紅,ピンク,白などが
つくりだされたと思われます。
公園の花壇にいろいろな色のヤグルマギクが
植えられていました。