綿毛を食べるカワラヒワ

昨日に続きタンポポの綿毛ですが，
今日はそれをおいしそうに食べる
カワラヒワの表情に注目です。


家近くの小さな公園の草原に
雀とムクドリがそれぞれ数羽で餌を探していました。
そこに，カワラヒワが２羽やってきました。
昔，小鳥がみんな雀に見えた頃，
雀といっしょにいたカワラヒワを見て，
黄色い羽の雀がいたと騒いだことを思い出します。


二羽の仲を裂くように，ムクドリがやってきて，
カワラヒワを追い立てていました。


それでも知らぬ顔のカワラヒワ，
1羽がタンポポの綿毛に目をつけました。
眼が大きく，こうやって立っていると小動物に見えます。
草の種などを好んで食べるカワラヒワですが，
タンポポの綿毛も好物のようです。


すさまじい勢いで綿毛をむさぼり，
見る間に，綿毛を食べつくし，裸にしてしまいました。
口一杯に綿毛をつめこんで，
頬を膨らませている顔がこっけいで，
これはやはり小動物です。


綿毛を飲み込み一休みして，
次のターゲットを物色しているようです。


するとすぐとなりの蕾を食べ始めました。
小鳥はいつも同じような顔と思っていましたが，
カワラヒワは表情が豊です。