
オレンジ色というか赤茶色というか,
肉色とも表現されるめずらしい花色の
ナガミヒナゲシです。

この花もヨーロッパからの帰化植物ですが,
日本の風土があっていると見え,
ここ10年ほどで急激に増えています。

いまや春の野や道端のどこにでも咲いているケシ科植物,
ナガミヒナゲシなのです。

最近はどこにでも咲いているので
見向きもされませんが,
けっこうきれいな花なのです。

花壇に同じように並んで咲いていた
紅色のヒナゲシを並べてみました。
花の形,花芯などよく似ていて,
花色が違う同種のようです。

この花やはり蕊と花芯の形がおもしろく,
そこを見てしまいす。