行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

11月の蝶(ムラサキシジミ、ウラギンシジミ、テングチョウ)

2014-11-10 20:00:59 | 昆虫
11月の声を聞き、朝晩などは寒さを覚えます。
アゲハチョウなどの大型の蝶はすっかり姿を消し、
トンボも見なくなりました。
そんな中、小さな蝶たちが陽だまりに翅を休めていました。


ムラサキシジミが翅を広げ、日を浴びていました。
翅表の鮮やかな紫色は変わりありませんが
少し弱々しく感じます。


翅を閉じたムラサキシジミです。
翅裏は茶色が薄くなり、少し赤みが加わり、
夏のものとは違うように見えます。
背景の常緑樹ヒイラギナンテンの葉も
夏に比べ色褪せが感じられます。


同じ、ヒイラギナンテンに
ウラギンシジミのメスがとまっていました。


ウラギンシジミのオスが
こちらはヒイラギの垣根に翅を広げ、
暖かい日を受けていました。
しかし、翅表のオレンジ色は夏のものと比べると
鮮やかさに欠けるようにも思えます。


ウラギンシジミとムラサキシジミ、
他のシジミチョウに比べると大型、
形も少し異なります。
両者とも成蝶で越冬します。


テングチョウ、
異常に長く伸びた下唇を
天狗の鼻に見立て、その名がつけられています。


日の当たるセイタカアワダチソウで
盛んに吸蜜していました。
この蝶も成蝶で越冬します。

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