行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

カイツブリ、背中に雛鳥を乗せて。

2023-09-20 20:00:10 | 
久しぶりに覗いた薬師池、
カイツブリの雛5羽が親鳥からエサ捕りを学んでいました(6/30)。


池の周遊道を歩いていると、
どこからかカイツブリの親子が現れました。
親鳥(多分、母鳥)に雛鳥が5羽います。
カイツブリの繁殖期は日本では主に4~7月とありますが、
実際には秋や早春にも繁殖することがあります。
1回に4~6個の卵を産むようです。


母鳥、池の中央付近で方向を変えました。
遅れている2羽を待っているようです。
どこへ消えたのかと思ったら、
その2羽、左隅に潜水しているのが写っていました。


母鳥の周りに雛鳥5羽がそろいました。
3羽が競い合って、母鳥の背中によじ上ろうとしています。
母鳥が背中に雛鳥を乗せて泳ぐのは、カイツブリの子育ての名場面です。


また泳ぎ出しました。
雛2羽はまだ母鳥の背中にしがみついています。
3羽は母鳥の後を追いかけ、懸命に泳いでいます。


疲れたのか、3羽目も背中に乗ろうとしています。
ヒナを乗せて泳ぐのは多くはエサを与えるとき、
巣の近くだけではエサの魚が足りないので、魚のいる場所に出かけるのです。


雛鳥だけで残されました。
母鳥はこの近くを潜水、雛鳥のためにエサを捕っています。
こうやって親鳥からエサの捕り方を学び、
生後60~70日で巣から離れ独り立ちします。
カイツブリ、流れの緩やかな河川、湖沼、湿原などに生息、
古くは鳰(にお)と呼ばれていて、親しまれてきた水鳥です。
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