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行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

7月初旬の林間の細道にて

2024-09-22 20:00:14 | 花と虫
7月6日、
近くの丘陵の草道を歩いて見ました。


上り口の朽ち落ち葉の中からタマゴダケ、
名の由来である卵の殻のような被膜が割れて、
鮮やかな橙赤色の傘が現れたばかり、まだ傘が開いていません。


となりの少し早く出てきたタマゴタケも入れてツーショット。
鮮やかな橙赤色であることから毒キノコに思えますが、無毒で美味な食用キノコです。
ほぼ全国に分布、初夏から秋にかけて、
コナラ・ミズナラ・ブナなどの雑木林などに孤生ないし小群生して見られます。


草道にハグロトンボ(羽黒蜻蛉)がひらひらとゆったりと飛んで、とまりました。
体色が金属光沢の緑色、オスです。
カワトンボ科のトンボですが、
6~7月に羽化し、羽化後の若い個体は水域から離れて薄暗い林の中で生活します。


再び飛んでノササゲの三葉にとまりました。
ふつうトンボは翅を開いてとまりますが、
ハグロトンボは四枚の翅を立てて閉じてとまり、
ときどき思い立ったように翅を交互に開きます。


山の草原にマユタテアカネの若いメスを見つけました。
6月ごろ、平地や丘陵地の木陰があるような池、湿地で羽化し、
若い時は水辺から離れ、薄暗い林の草原で生活します。


マユタテアカネ(眉立茜)は
アカネ属のトンボの1つ、同属のアキアカネ、ノシメトンボなどとともによく見られます。
和名は顔面にある眉状斑に由来します。


山道の草葉の上にヤツメカミキリがいました。
淡褐色の体色、頭部から腹端にかけて黒色の斑紋が規則的に並びます。
地味色ですが、きれいなカミキリムシです。

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