行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

野道の草の花

2024-07-29 20:00:08 | 花,植物
5月15日の散歩道、
野道に咲いた小さな草の花を写しました。


道脇の草地にマンテマの花を見つけました。
ナデシコ科マンテマ属、
地中海沿岸地域原産、世界中に広く帰化している植物です。
多摩丘陵の草原にも帰化し、ときどき見るマンテマです。


広義にはマンテナでもよいのですが、
狭義のマンテナは花弁に深紅色のしみ(斑紋)のあるとのこと。
この花、正確にはシロバナマンテナと呼ばれるものです。


シロバナの名がありますが、花は白花とピンク色があります。
横から見ると子房の膨らみがおもしろい。


ムシトリナデシコ(虫取り撫子)も散歩道のところどころに花をつけていました。
ムシトリナデシコもマンテマ属、
ヨーロッパ原産、いまは世界の温暖な地域に広がっているナデシコ科の越年草です。


道ばたにキキョウソウ(桔梗草)の小さな薄紫色の花が咲いていました。
北アメリカ・南アメリカに自生するキキョウ科の一年生草本。
この草も世界の各地に広がり、
日本でも福島県以南の道端や公園の空き地などによく見られます。
別名はダンダンキキョウ。


紅白のニワゼキショウ(庭石菖)が並んで咲いていました。
アヤメ科ニワゼキショウ属の一年草、
芝生や草地などに群生し、5~6月、直径5~6mm程度の小さな花を咲かせます。
北アメリカ原産の帰化植物です。


オオニワゼキショウ(大庭石菖)。
高さ20〜30cmとニワゼキショウより大きくなるが、
花は逆に小さく、直径約1cmほどです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする